リゾートバイトは住み込みで働きに行く特性上、必ずリゾバ先で用意されている「寮」で生活をします。
「家賃」・「光熱費」と普通の生活ではかかってしまう固定費が、リゾートバイトの場合では基本的にはかからない点がリゾバの魅力の一つでしょう。
とはいえ、
「リゾバの寮って汚いって聞くけど本当?」
「寮にはどのような種類があるの?」
とこれからリゾートバイトをはじめる方は、上記のような疑問を抱えられていることでしょう。
そこでこの記事ではリゾバ歴4年目である私の経験から「リゾートバイトの寮」について徹底的に解説していきます。
私が経験した体験談に加えて、実際の写真も掲載しわかりやすく解説しているため、ぜひ参考にしてみてくださいね!
リゾートバイトの寮は4種類
リゾバの寮はぜんぶで4種類あり、以下の順番で紹介していきます。
- 個室寮
- 相部屋
- 客室寮
- シェアハウス
個室寮
リゾートバイトにおいて、もっとも多い寮タイプなのが「個室寮」です。
名前の通り、寮の部屋が個室になっておりプライベートが確保できるのが特徴的。
個室寮のなかでも種類があり「完全個室寮」もあれば「一部共同の個室」もあります。
完全個室の場合は、一人暮らしのように生活に必要な設備が揃っているので、寮内で生活がほとんど完結できるでしょう(洗濯機だけはランドリー場にあることがほとんど)。
一部共同の個室の場合は、部屋は個室でプライベートは保てるものの、生活に必要な設備は他の人と共同で使用します。
主な共同設備は以下の通りです。
- トイレ
- 洗面場
- お風呂・シャワー
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- キッチン
- その他家電(レンジ・掃除機・テレビなど)
共同の設備については、リゾバ先の職場によって全く違います。
私が経験してきた一部共同の個室のなかでよくあったケースは、部屋にはベッドとテレビのみで、後はすべて共同で使用することがほとんどでした。
以上のことを踏まえて、個室寮であっても完全個室寮なのか、もしくは一部共同の個室寮なのかで生活が大きく変わってくるので、注意しておきたいポイントです。
それゆえ、プライベートを完全に確保したい方には、間違いなく「完全個室寮」がおすすめ!
洗濯をするとき以外は他の人と接する機会がなく、ノンストレスで快適に生活できますよ。
また、稀なケースではありますが「レオパレス」を寮として利用している職場もあり、このようなケースの場合だと一人暮らしをしているのと全く変わらない生活ができました。
「でもレオパレスは壁が薄そう・・・」
と敬遠される方もいらっしゃるでしょう。
しかし、リゾバの寮は基本的にどこも壁が薄い!
そのため個室寮であっても、壁の薄さについては目をつむるならず、耳をふさぐしかありません・・・(笑)。
相部屋
「相部屋」はスキー場や規模の小さい旅館やホテルなどで多い寮タイプです。
2〜4人の方と同じ部屋で生活をするのが特徴的。
個室の寮とは正反対で、相部屋はプライベートが全くないといっても過言ではありません。
そのため、プライベートをしっかり確保したい方は絶対に相部屋はやめておきましょう。
相部屋もリゾバ先によって、タイプはさまざまです。
- 二段ベッドがあるタイプ
- 二段ベッドが2つあるタイプ(最大4人)
- 単独ベッドが2つあるタイプ
- 畳で雑魚寝(布団)
上記のようなケースがほとんど。
とくに「二段ベッドが2つある場合」はとても最悪で、最大4人で生活するため部屋のなかは狭い場合が多く、プライベートを確保できるのは与えられた2段ベット中、1段のスペースだけ・・・。
そのため、プライベートはあってないようなものでしょう。
ゲストハウスの客室をイメージしていただけるとわかりやすいかも知れません。
一方で「単独ベットが2つ」ある場合は、部屋の中が広い場合が多く、割と悠々自適に過ごせます。
相部屋は他の人と同じ部屋を共有する特性上、狭いと思われがちですが必ずしも窮屈な生活なわけではありません。
また同じ部屋で生活する方と、とても仲良くなれる点は相部屋の唯一のメリットでしょう。
私も実際に鹿児島の離島「与論島(よろんとう)」でリゾートバイトをしたときには、相部屋だった方と仲良くなり、今でもSNSで連絡を取るほどの親しい仲です。
それゆえに、
「プライベートよりも友達を作ってより思い出を作りたい!」
といった方には、相部屋はおすすめです。
とはいえ、メリットよりもデメリットが多いことは間違いありません。
相部屋のデメリットについては、後に詳しく解説します。
客室寮
「客室寮」は客室数の多いホテルや旅館など、大規模の施設でよくある寮タイプです。
名前の通り、ホテルや旅館を利用する観光客と同じ部屋を寮にしているのが特徴的。
現在も客室として使用しているもしくは、以前まで客室として使用していたので、部屋が綺麗かつ、設備が整っているケースがほとんど!
そのため、リゾートバイターの中でも最も人気な寮タイプであり、かつもっともおすすめの寮タイプであることは間違いありません。
- 綺麗
- 広くて快適
- 設備が豊富
- WiFi完備
- 虫が少ない
- 通勤時間0分
リゾバの寮において、押さえておきたいポイントがすべてクリアしているため、文句の付けようがありません。
そのため
「え、ここで生活していいんですか!?」
と感じてしまうことでしょう。
私が熱海の温泉旅館でリゾートバイトしたときは「客室寮」でしたが、洗濯以外はすべて寮内で完結できていたため、とても快適でした。
元々、客室として使用していた部屋だったので広くて快適で、かつ「洗面所」・「トイレ」・「お風呂」・「冷蔵庫」と生活に必要なものは揃っていました。
なによりも部屋から海が眺められ、とても最高でした!
しかし、「客室寮」は多くなくあったとしても人気なため倍率が高く、すぐに埋まってしまう点が唯一のデメリットと言えます。
そのうえ、客室寮であっても「相部屋」になってしまうケースも稀にあるため要注意!
シェアハウス
あまり数が多くありませんが、一戸建てやコテージを寮として利用し「シェアハウス」として生活するケースもあります。
ほとんど一部共同の個室と変わりがなく、談話室のような交流の場があるのが特徴的。
私がグランピング施設でリゾートバイトをしていたときはコテージ丸々を利用したシェアハウスで、私も含めて5人で生活をしていました。
昔テレビで放映されていた、言わば「テラスハウス」のような生活スタイルをイメージしていただければわかりやすいでしょう(テラハのような綺麗な部屋ではありませんが)。
- トイレ
- お風呂
- キッチン
- 洗面所
- 家具・家電(レンジ・冷蔵庫・洗濯機)
と上記のように、自室の寝る場所以外はすべて共同。
とくに、お風呂は自分の好きなタイミングで入れないのがストレス・・・
同じ時間に仕事が終わるため、お風呂の取り合いは必死(笑)。
とはいえ、個室でプライベートは確保されており、かつ談話室ではシェアハウス仲間で一緒にお酒を飲んだり、ご飯を食べたりと交流がとてもあったため、楽しい生活を過ごせました。
しかし、他の人と生活を共にするため、トイレや玄関など汚くて散らかっているので、神経質な方にはおすすめできません。
一応、清潔を保つために掃除当番などの決まりはありますが、ルールを守らない方もいます。
選べるなら個室寮・客室寮!相部屋はメリットなし
リゾバの寮において、おすすめなのは間違いなく「個室寮」と「客室寮」です。
そこで、ここでは個室寮・客室寮を選ぶ理由と相部屋のデメリットについて、解説していきます。
個室寮・客室寮を選ぶ理由
リゾバの寮では個室寮と客室寮の人気は圧倒的です。
なぜなら、このふたつの寮の場合だと「プライベート」が確保できるからです。
人気かつ、おすすめな理由は間違いなく、この理由に尽きます。
そのうえ、個室寮は築浅でとても綺麗な寮もあって、築浅の寮に当たった場合は本当に一人暮らしのような快適な環境でリゾートバイトができるでしょう。
私が石垣島でリゾートバイトしていたときは、築4年の間取りが1Kの寮で生活していたことがありました。
- シャワー
- 独立洗面
- キッチン
- トイレ
- 寝具
- テレビ
- WiFi完備(少し弱い)
と寮内に揃っており、かつ築浅でキレイだったのでとても快適にリゾバライフを過ごせました。
また上記の画像のように、求人票に「築浅寮・キレイな寮」と表記されている求人も多く、築浅もしくはキレイ寮を狙って応募することも可能。
客室寮の場合はキレイさや快適さは、客室を寮として利用している特性上、職場によって本当に異なってきます。
しかし、客室寮のほとんどは綺麗かつ設備が揃っているので、当たりであることは間違いありません。
以上のことから、個室寮と客室寮はプライベートをしっかり確保しながらも快適な生活をでき、ノンストレスなため、とてもおすすめ!
相部屋はデメリットしかない
相部屋はメリットが少ないうえに、デメリットが多いため本当におすすめできません。
相部屋のデメリットは以下の通りです。
- プライベートがない
- 知らない方との共同生活を強いられる
- 他の人の生活が気になる(とくにアラームが最悪)
- 二段ベッドがきしんでうるさい
- 部屋が狭い場合がほとんど
- セキュリティがない
とこのようにデメリットが多いのに対して、メリットは同室の方と仲良くなれるのみ。
ただ、正直メリットと言えるのかも怪しいのが現状です。
なぜなら、個室寮や客室寮であっても他の人と仲良くなれるうえに、同室の方が必ずしも気が合う方とは限らないからです。
極端な例ではありますが、歳が離れた得体の知れないおっさんと仲良くなりたいと感じますか?
あまり思いませんよね。
そのうえ、プライベートがないのでストレスを感じる場面がとても多く
「あー。早く帰りたい・・・」
と感じてしまうことは多々あるでしょう。
とくに休みの日でもっと寝ていたのに、同室の方のアラームや準備する音で起こされたり、
就寝中もいびきがうるさく寝れなかったりと、イヤホンや耳栓はもはや必須。
とはいえ「スキー場」でリゾートバイトする場合は寮タイプはほとんど相部屋なので、妥協するしかありません。
しかし、大学生の方など「友達と一緒にリゾートバイト」する場合は、相部屋でも問題はなく、旅行のような楽しいリゾバライフを送れるでしょう。
それ以外の方には本当に、相部屋はデメリットしかないので避けておくほうが無難です。
寮によってはWIFIが使えない、電波がつながらない場合もある
寮で生活するにあたって、WiFiの有無やスマホの通信環境の良さはどうなのか気になりますよね。
そこで、ここでは寮のWiFiや電波事情について、解説していきます。
リゾバの寮のWIFI環境について
リゾートバイトの寮では「WiFi」を無料で、使用できるところは珍しくありません。
4年間リゾートバイトをしてきた経験上、WiFiが完備されている寮は「5割もしくは6割」ほどです。
そのほかに、自室ではWiFiは使用できないが寮の一部では使用できる、ようなケースもありました。
また部屋の場所や時間帯によってWiFiの強弱が異なるため、WiFiが完備されていても必ずしも快適に使用できるわけではないので要注意!
絶対、寮にWiFiが欲しい場合は下記の画像のように「WiFi完備」と、求人表に記載されている職場に応募しましょう。
寮にWiFiがない場合の対策は以下の通りです。
- 通信制限にならないように節約する
- リゾバ期間中のみ、通信プランを無制限にする(おすすめ!)
- 派遣会社からポケットWiFiをレンタルする(有料)
- 個人でポケットWiFiをレンタルする
リゾートバイトの派遣会社から、ポケットWiFiをレンタルできますが、有料かつ数に限りがあるので必ずしも借りられるわけではありません。
レンタルできる派遣会社は「グッドマン」・「ダイブ」・「ワクトリ」・「ビーグッド」です。
そこで、私がおすすめするのは「通信プランを無制限に変更する」です。
いつも私は20GBのプランですが、このギガ数では足りないのでリゾートバイト期間中のみ無制限に変更しているので、気兼ねなく快適にスマホを使用できますよ!
そもそも電波がつながらない寮もある
リゾートバイトの寮には、ほとんど電波がつながらないような寮も、稀ではありますが存在しています。
そのうえ、WiFiが完備されていない場合は全くスマホを使用できないような、最悪なケースに陥ることも稀にありえるでしょう。
私も「西表島」でリゾートバイトをしていたときはスマホの電波が一切入らず、Wi-Fiはあるもののとても微弱で通信環境が最低でした。
YouTubeの動画は見られない、LINEすらもろくにできないような環境に置かれた私は耐えきれず、3日で西表島を後にしました・・・(笑)。
このように電波がつながらない寮は、とても稀ではありますが確かに存在はしているため、事前の確認は必須!
リゾバではきれいな寮・汚い寮がある
リゾートバイトの寮にはキレイな寮と汚い寮が存在しています。
そこで、ここでは私が経験してきたキレイな寮と汚い寮を実際の写真を用いて紹介していきます。
きれいな寮
キレイな寮は「築浅orキレイな寮」もしくは「客室寮」と、求人票に記載がある場合は本当にキレイで快適に過ごせます。
上記の写真は「石垣島」でリゾートバイトをしていたときの寮です。
間取りは1K(部屋は6畳ほど)の築浅だったので、水回りやクロスなど本当に綺麗でした。
そのため、一人暮らしの環境と変わらない程の環境の良さで生活ができました。
上記の写真は「熱海」でリゾートバイトをしていたときの、ルームシェア型の寮だったときです。
部屋は16畳ととても広く快適に過ごせ、窓からは海と朝焼けが見られて本当に最高!
ルームシェアですが寮の綺麗さも申し分なく、ノンストレスなリゾバライフが送れました。
以上のように、リゾートバイトにはキレイな寮が確かに存在しています。
キレイ寮を選ぶポイントは後にご紹介します。
汚い寮
正直リゾートバイトの寮では汚い寮や、環境が悪い寮のほうが多いのが事実です。
- おっさん・タバコ臭い
- カビ臭い
- ホコリだらけ
- 虫が多い
- 独房のように狭い
- 部屋が古くさい
- 畳が汚れている
- ベッドが固くて寝られない
など、汚く環境の悪い寮の例をあげだすとキリがありません。
上記の写真は私が現在、リゾートバイトしている寮です。
囚人も驚くような狭さをしており、ベッドのうえで生活する毎日を余儀なくされています(笑)。
壁のクロスもとても汚れており、決してキレイな寮とは言えません。
そのうえ、窓には虫の死骸がたくさんあり、天井には蜘蛛の巣が張り巡らされている環境です。
そのほかに壁がカビだらけの寮だったり、フローリングが汚くベタベタしていたりと、間違いなく汚い寮のほうが比率的には多いでしょう。
汚いだけであれば掃除をしたら済みますが、おっさん臭やタバコの臭いはなかなか取れないのでとても厄介です。
それゆえに、寮が汚すぎて耐えきれず帰っていく方を私は何人も見てきており、私自身もやめて帰った経験もあります。
以上のことから、リゾートバイトの寮はキレイな寮よりも汚い寮のほうが多いため、ある程度は覚悟しておく必要があります。
必ず確認すべき寮を選ぶ際のポイント
ここでは担当者に事前に確認しておくべき、寮を選ぶポイントを6つ解説していきます。
今から解説するポイントを押さえていれば、寮の環境が劇的に変わるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
下記の順番で解説していきます。
- 寮費と光熱費は無料の求人案件を選ぶ
- 寮の写真が求人案件にあるかを確認
- 職場までの距離と社員食堂までの距離を確認
- コンビニやスーパーなどにアクセスがいいか確認
- 家具は揃っているのか?キッチンは使えるのか?を確認
- 無料で温泉に入れるのか?大浴場はあるのか?を確認
寮費と光熱費は無料の求人案件を選ぶ
リゾートバイトでは住み込みで働きに行く特性上、基本的に生活に関するお金がかからないようになっています。
そのため「寮費」・「水道光熱費」・「食費」と、本当に一切負担なくリゾートバイトできる場合がほとんどです。
しかし、なかには「寮費」や「光熱費」を一部負担しないといけない求人も存在しているため、要注意!
寮費は「5,000円〜15,000円」・「水道光熱費は全負担もしくは、規定の金額を超えた分は自己負担」など、このようなケースも多くはありませんが存在しています。
とくに人気のリゾートバイト地である「沖縄」に多く見受けられます。
私も実際に沖縄本島でリゾートバイトしたときは「寮費15,000円」・「水道光熱費は全負担」の寮で生活していた経験がありました。
以上の結果から、多くはないものの寮費や光熱費を負担しないといけない求人もあるので、事前に確認しておきたいポイントです。
寮の写真が求人案件にあるかを確認
リゾートバイトの寮は職場によって、求人票に実際の写真が掲載されているケースがあります。
「寮の実際の写真を見て、応募するのは判断したい」
と感じられている方は多いので、最近のリゾバ求人には寮の写真が載っていることが多くなりました。
上記のように寮の写真があると、おおよその部屋のキレイさや部屋の広さに加えて、どのような設備が整っているのかがわかるため、生活のイメージがしやすいでしょう。
それゆえ、
「あ、ここの寮は和室で布団で寝るタイプか・・・」
「お!ここはベッドがあるし、キレイそう!」
などと判断材料になるので、寮の写真があって損することはありません。
そのため、汚い寮を回避したい方は必ず寮の写真が掲載されている求人を選びましょう。
なぜなら、寮の写真がない場合は、寮の状態や環境が悪くても載せられないケースがあるからです(汚い寮と事前にわかってしまうと誰も応募しないため)。
しかし、寮の写真があっても以下のようなケースもあるため要注意。
- 写真の情報が古い
- キレイな状態の寮のみ写真を撮っている
- 複数寮があり、一部の寮しか写真がない
- まったくのウソ(この写真はイメージです的な)
とこのように寮の写真があっても、実際にリゾバ先に行くと写真のイメージとは違っていた何てこともありました。
とくに「写真の情報が古い」と、「複数寮があって一部の寮しか写真がない」といったケースは珍しくありません。
とはいえ、ほとんどは寮の写真がある場合はイメージの通りなので、そこまで心配する必要はないでしょう。
職場までの距離と社員食堂までの距離を確認
寮から職場までは徒歩5分以内と、基本的には近い場合のほうが多いでしょう。
客室寮や同じ敷地に寮がある場合などは、寮から職場まで「1分」もかからないといったケースもリゾートバイトでは珍しくありません。
現在私が生活している寮では、職場の敷地内にあるので下記の写真のように職場と寮が目と鼻の先です(徒歩0分)。
しかし、なかには寮から職場までの距離が遠く、徒歩では15分以上かかってしまうケースがあるのも確かな事実。
私も実際に、沖縄本島でリゾバしていたときの寮から職場まで「徒歩20分」近くかかっていました。
さすがに往復40分は時間の無駄なので、自転車を買って通勤していましたね。
西表島でリゾートバイトしたときも、真っ暗な道を15分以上かけて通勤していました。
本当にヒドいところは電車に乗って通勤しないといけないケースも稀にあります(主に都会でリゾバする場合)。
このように寮と職場の距離が決して近いわけではないので、事前に確認しておきたいポイントです。
上記のように求人票には通勤時間が記載されているため、必ず確認しておきましょう。
また社員食堂は職場内にあるので、職場の距離と同じです。
休みの日にも賄いを食べに社員食堂に行く必要があるため、寮と職場の距離が近くて得をすることがあっても、損することはありません。
コンビニやスーパーなどにアクセスがいいか確認
職場によって異なりますが、寮の周辺環境が悪く「コンビニやスーパー」が徒歩圏内にないといったケースは珍しくありません。
私の経験上、徒歩圏内にあるほうが少なく、圧倒的に寮の周辺環境が悪い場合が多く見受けられました。
また、徒歩で行けても15分ほどの時間がかかってしまう場合が多く、ほとんど・・・。
そのため、コンビニやスーパーで頻繁に買い物をしたい方は寮の周辺環境を事前に確認するのは必須。
周辺環境がよい職場がいい方は、求人票に上記の画像のような記載がある求人に応募しましょう。
もしくは担当者に
「周辺環境のよい職場」
と事前に伝えておけば、希望に沿った求人をピックアップしてくれますよ。
とはいえ、近くにコンビニやスーパーがなくても「Amazon」や「楽天」で欲しいものを購入すれば、翌日には届くので案外困りません。
家具は揃っているか?キッチンは使えるのか?を確認
リゾートバイトの寮では、最低限の家具や家電しか揃っていません。
- 寝具
- テレビ
- エアコン
- 洗濯機
- レンジ
- クローゼット
- 掃除機
など生活に必要なものは揃っていますが、共同で使用する場合が多く、「掃除機」・「洗濯機」・「レンジ」はほとんど共同です。
1Kや1DKの寮の場合は、キッチンが部屋についており使用が可能。
しかし、調理器具は揃っていないため、休日など賄いを食べずに自炊したい方は自分自身で揃える必要があるでしょう。
無料で温泉に入れるのか?大浴場はあるのか?を確認
「温泉旅館・ホテル」でリゾートバイトをする場合に限り、無料で温泉が入れる職場は珍しくありません。
上記の画像のようにリゾバ先の職場が温泉地の場合、従業員でも毎日温泉が無料で入れます。
そのため、温泉好きには堪らないでしょう。
私も現在「上高地」の温泉旅館でリゾートバイトをしているので、お客さんがお金を払って入る上質な温泉を毎日いつでも入りたい放題!
仕事終わりの疲れたカラダを、温泉が癒してくれるのでとても最高です。
しかし、温泉地でリゾートバイトをしていても、稀に入浴禁止な場合もあるので要注意!
また職場によっては寮にお風呂がなく、大浴場や温泉を使用しないとお風呂が入れないケースもあるので、シャワーだけで済ませたい方は事前に担当者に確認しておきましょう。
温泉地以外のリゾートバイトでは、寮の部屋にユニットバスなどでシャワーを浴びられますが、温泉地の場合は寮に入浴施設がないケースも珍しくありません。
寮での男女の交流は可能?友達と部屋に集まれる?
ここでは寮内での男女の交流について、解説していきます。
男性寮と女性寮が基本あり、交流は難しい
リゾートバイトの寮では基本的には「男性寮」と「女子寮」と分かれています。
そのため、職場によっては寮内で男女の交流が全くできないケースもあります。
下記の画像のように、寮の規定より「男女間の入寮は禁止」と記載されている職場がほとんどです。
しかし、異性の寮に入るのに鍵がかかっていたり、見張りや監視カメラがあったりするわけではありません。
そのため、バレないように入寮すれば問題ないでしょう(笑)。
バレても、これが理由で退職させられたと、聞いたことも見たこともありません。
実際に私も女子寮に行ったり、来てもらったりして、男女の交流を多く経験してきました。
リゾバ先の企業もプライベートのことなので禁止しているものの、目を光らせて交流をさせないようにしているようなことはありません。
そのため「ワンチャン」は普通にありえます。
ただ「外部の人」を寮に入れるのはNGです。
バレた場合は1発で退職させられるので、気をつけましょう。
友達と部屋で飲み会ができるかは職場次第
リゾートバイトの寮では、友達と部屋で飲み会や部屋に集まって雑談できるかは、リゾバ先の職場次第です。
とはいえ、4年リゾートバイトをしてきた経験上「職場の友達を自室に入れてはいけない」といったルールがある寮には当たったことはありません。
そのため、あまり気にする必要はないでしょう(男女間の禁止はとても多い)。
現にいま生活している寮でも、そのようなルールはありませんし、今までにもよく部屋に集まって談話していましたね。
とはいえ「他の人を自室に入れてはいけない」といったルールが決められた職場もあるようなので、その場合は寮の外で飲み会をしましょう(笑)。
なかには「談話室」のような交流の場を設けてくれている、ありがたい職場もありました。
リゾートバイトの寮では虫が多いので注意
リゾートバイトの寮では、虫がほんっとうに多い!
市街地でリゾートバイトする場合は少ないですが、以下のようなリゾバ先は虫と共存するレベルでしょう。
- 離島
- キャンプ・グランピング地
- 温泉地
- 高原・山岳地
上記を見ていただけばわかるように、リゾートバイトの職場は上記に該当するのがほとんどです。
そのため、虫問題を回避するのは難しくリゾバをするなら避けて通れない道でしょう。
虫が本当に無理な方はリゾバをしない、もしくは職場を比較的虫が少ない市街地でするしかありません。
実際に虫が苦手な女性が、虫がいる環境での生活に限界を迎えて、病んでしまい途中で辞めて帰ってしまった方もいました。
とくに離島や高原・山岳地がヒドく、もはや虫を見ない日はないといっても過言ではないほどに大量にいます。
温泉地にも意外といて、とくに「カメムシ」が大量です(笑)。
以上の結果から、リゾートバイトの寮には虫がいないほうが珍しいので、苦手な方は虫対策は必須です。
寮に関するよくある質問
ここではリゾートバイトに関するよくある質問を紹介していきます。
以下の順番でご紹介します。
- 寮によってルールや規定などはある?
- 通販での荷物は寮に届く?
- 寮でタバコは吸えますか?
- 地元から遊びにきた友人や家族を寮に泊めることはできますか?
- 寮に住所を移すことはできますか?
- 寮での飲みものはどうしていますか?
寮によってルールや規定などはある?
あります。
リゾートバイトの寮には、必ずといってもルールや規定があります。
先述した「男女間の入寮禁止」も規定の一部です。
内容は寮の設備や備品を壊さないといった、当たり前のことから職場によってさまざまなルールが設けられています。
とくに多いのは、寮内の掃除ルールがあり、共同で使用している設備(ランドリーやトイレなど)を当番制で掃除をします。
なかには「消灯時間」が決まっている寮もありました。
このように職場によって、さまざまな寮のルールが必ずあります。
通販での荷物は寮に届く?
通販の荷物は寮に届く場合と、職場に届く場合があります。
どちらのケースになるのかは職場によって異なりますが、体感では寮に届く場合が多く見受けられますね。
職場に届いている場合は、事務の方から荷物が届いていると伝えられるので、放置されるようなことはありません。
寮でタバコは吸えますか?
基本的には「禁煙」です。
4年リゾートバイトをしていて、タバコを吸える寮は聞いたことも見たこともありません。
所定の喫煙所があるので、そこでタバコを吸いましょう。
ただ、ベランダで吸ったり、隠れて吸ったりしている方もいました。
しかし、期間が終わり寮から出るときは、必ず「退寮チェック」があるので、絶対にそのときに臭いでバレます。
臭いがヒドい場合は、ハウスクリーニング代を請求されてしまう恐れがあるので、寮内でのタバコを控えておくのが賢明です。
地元から遊びにきた友人や家族を寮に泊めることはできますか?
基本的にはできません。
ただし、家族の場合は許可さえ取れば宿泊させても大丈夫な職場もありました。
とはいえ、このようなケースは稀であり基本的に無理な職場がほとんどです。
ホテルや旅館でリゾートバイトをしている場合は、
「家族や友人が遊びに来る」
と職場の方に伝えれば、割引や優遇されるケースが多いので、どうせなら狭い寮ではなくゆったりとした客室で過ごしましょう。
寮に住所を移すことはできますか?
できます。
もちろん、役所に行って手続きをする必要がありますが、問題なく住所変更ができます。
リゾートバイトを長くやっている方は、家を持たずにリゾバで転々としているため、寮に住所を置いている方は珍しくありません。
今では違いますが私も、リゾートバイト生活にどっぷりハマっていたときは、リゾバ先が変わることに住所も変わっていました。
寮での飲みものはどうしていますか?
職場によっては、ウォーターサーバーのような飲料水がある職場もありました。
しかし、ない場合はコンビニやスーパーで水やお茶を買いだめしています。
また通販で大量に買っておいてストックする場合もあります。
キッチンがある場合であってもヤカンはないので買うか、水出しのお茶を作って飲みものを確保するしかありません。
また、寮内や職場に通常より安く販売されている「自動販売機」があります。
飲みものにお金をかけたくない方は、水道水を利用するしかないでしょう。
リゾートバイトの寮の選び方まとめ
ここでは「リゾートバイトの寮」について、詳しく解説してきました
ここまでご一読いただき、寮の種類や現状についておわかりいただけたでしょう。
さいごに内容をおさらいすると
- 個室寮・客室寮がおすすめ!
- 相部屋はデメリットしかない
- WiFiがある寮は5〜6割程度
- キレイな寮も確かにあるが、汚い寮のほうが圧倒的に多い
- 寮にこだわりたい方は事前の確認が必須
- とくに寮の写真はマスト
- 温泉地では無料で温泉が入れる場合がほとんど
- 寮での男女の交流は難しいが、絶対ではない
- ワンチャンは全然ある
- リゾバの寮では虫はつきもの
以上のことを踏まえぜひ参考にしていただき、快適な寮でよきリゾバライフをお過ごしください!