旅をしながらバイトができる夢のようなリゾートバイト。
しかし、実際にやってみると…
「思っていたのと違う…」
「早く帰りたい…」
と、リゾートバイトをする前に思い描いていた理想と全く違って失敗し、後悔したというケースは珍しくはありません…
そこで、今回は私が実際に失敗した経験を元に失敗談や、失敗しないリゾバの始め方について解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
リゾートバイトで後悔した体験談4選
実際にあった「失敗した・後悔した経験」を元に体験談を述べていきます。
リゾバを行うにあたって、特に失敗しやすい・後悔しやすい点を重点に置き、体験談を用いてご紹介します。
- 人間関係が悪い
- 寮の環境が悪い
- 賄いが悪かった
- 稼げなかった
また、リゾバで失敗しないように事前に確認しておきたい点なども解説しているため、ぜひ参考にしてみてくださいね!
人間関係が悪い
まず最初に紹介するのは「人間関係が悪い」です。
【仕事は人間関係が9割】という本が出版されているほどにリゾバでもよい思い出になるか、悪い思い出になるのかは「人間関係」が9割を左右すると言っても過言ではありません。
それほどに、やはり人間関係は重要です。
「9割も左右するのは言い過ぎでは?」
と感じる方もいらっしゃるとは思いますが、普通にあなたが地元で働くときよりもリゾバの方が本当に人間関係が重要であると断言ができます。
なぜなら、リゾバは基本的には1人っきりで知らないリゾート地に赴くことになるからです。
そのため、リゾバで働きに行く職場=職場の人が友達になるケースがほとんどなため、職場の人間関係が悪くては友達を作ることなんてままにならないでしょう。
地元にいるときであれば、職場に友達がいなくても地元なら友達がいますが、リゾバ先では知り合いすらいない状況がほとんどです。
それゆえに、「人間関係が悪い」と仕事がとてもやりづらく、また友達もできなくて楽しくないリゾバになり、後悔する経験になってしまう可能性が非常に高くなります。
実際、私もリゾバでギスギスした職場に当たってしまい友達を作るどころではなかった経験がありました。
せっかくのリゾバですから、友達を作って友達と一緒に観光したりして遊びたいですよね?
そこで、人間関係で失敗しないための事前に確認しておきたいことをまとめました。
- 働いている人の年齢層を確認する(同年代の有無)
- 出会いがある・人間関係良好を謳っている
- 延長率・契約期間、満了率が高い職場を選ぶ
- 派遣を大事にしている職場を選ぶ
- 友達や恋人とリゾバする
と上記のことを事前に確認しておけば、人間関係で失敗してしまう可能性をグンと下げられます!
特に人間関係を不安に思っている人は、友達や恋人と一緒にリゾバをすることでスグに解決ができますよ。
寮の環境が悪い
次に後悔や失敗するケースが多いのは「寮の環境が悪い」です。
リゾバは最低でも1ヶ月、長くて半年や1年の期間を働くケースも少なくありません。
そこで、大切になってくるのが生活環境です。
リゾバは基本的には職場から寮が用意されていて、そこで生活をします。
寮のタイプはさまざまで
完全個室
相部屋・シェアハウス
個室・一部共同
などが基本ベースです(稀に客室寮なども有り)。
旅行みたく1週間と短い期間であれば、生活環境が多少劣悪であったとしても我慢ができますが、リゾバのように長い期間生活するとなれば話しが変わってきますよね?
私が実際に経験した環境の悪い寮は、1度や2度ではすみませんでした。
完全個室ではあるが、寮の中ではスマホの電波が絶望的に悪く、YOUTUBEは言うまでもなく、LINEすらまともにできないほどに電波が悪い寮(もちろんWIFIはなし)。
シェアハウス型の寮でプライベートがなく、他の人の寝息やアラームに悩まされたり、スーパーやコンビニが歩いていける距離にない僻地にある寮など、例を挙げるとキリがありません。
生活環境に関して、どのような部分を重きに置いているのかは個人差がありますが、リゾバをする前に確認しておきたい点であることは間違いありません。
本当にボロくて汚い寮や周辺環境が悪い寮などは決して珍しいケースではなく、なんなら正直に言うと結構あります。
そこで、環境の悪い寮に当たってしまわないように事前に確認しておきたいことをまとめました。
- あなたにあった寮タイプかを確認する(個室なのかルームシェアなのか)
- 周辺環境のよさを謳っている
- 新築・築浅・リノベ寮である
- 寮の写真を掲載している
- 寮から職場までの距離
- 寮費がかからない
と上記のなかでも、寮の写真がない求人は寮の環境が悪い可能性が大!!
寮の環境がよければ派遣会社からしてはアピールポイントになるため、間違いなく写真を掲載したり、寮に関して何かしら触れていることでしょう。
したがって、寮に関して表記がない場合は寮に何かしら問題がある可能性が高いため、要注意!
そこで、私がおすすめする寮タイプは「客室寮」です。
客室として利用していた、もしくはしているため比較的キレイな部屋が多く、また完全個室な場合が多く、本当にハズレがありません。
おまけに職場から寮の距離はほとんどゼロ!らくらく通勤ができますよ。
賄いが悪かった
職場にもよりますが、リゾバではタダで食事ができます。
前述通り食事に関しては本当にリゾバ先によって異なり、全く食事が出ないところもあれば、3食すべてタダで食事を提供してくるところもあります。
他にも勤務日だけ食事が出たり、勤務日ではなく休みのときでも食事が出たりと本当にさまざまでした。
自分自身で食事を用意するのと、職場が用意してくれている場合では食費が全く違って来ますよね?
そのため、リゾバを行うにあたって人間関係や寮の環境と同様に食事に関しても重要であると言えるでしょう。
基本的な賄いの提供方法はこちらです。
- 社員食堂にて提供
- 弁当にて提供
- 食事手当(1出勤につき〇〇円の支給)
とだいたいはこういった提供が多いです。
なかでも「弁当」についてはあまり、おすすめができません。
タダで提供していただいているため文句を言うのもなんですが、弁当での食事は決まった弁当が多く、それをローテーションで提供されるため、本当に飽きてきます・・・。
例を挙げると「唐揚げ弁当」や「塩サバ弁当」など何種類かしかない弁当を数ヶ月同じもの食べていると、もうそのおかずを見るだけで嫌になってきます(笑)。
そのため、おすすめは食事手当か社員食堂です。
社員食堂も結局は決まった料理のローテーションですが、弁当よりはバリエーションが豊富なため、ローテが長く飽きはそこまで気になりませんでした。
食事手当は給料と一緒に支給される方法で、基本的には1出勤につき500円〜1,500円ほどの食事手当が付きます。
自分自身で食事を用意する必要がありますが、好きな食事を食べられるため一番のおすすめです。
食事に関してこだわりのない人であれば大丈夫ですが、食費を抑えたい人や食事にこだわる人は事前に確認しておきましょう。
稼げなかった
リゾバをする目的は人それぞれで、なかでもお金を稼ぎたくてリゾバをする人は決して少なくありません。
「リゾバで100万円が貯まった♪」
「リゾバして1ヶ月で30万円も稼げた」
などの文面をよく、リゾバの広告で目にしませんか?
基本的にリゾバは生活に関する、寮費や食費に加えて光熱費と負担がなく生活ができるため、本当にお金が貯まる環境と言えるでしょう。
1人暮らしだと、どうしても掛かってしまう家賃や光熱費などの固定費を一切支払わなくてもいいんですから、お金が貯まるのは当然ですよね?
私自身も「長野県の軽井沢」で半年のリゾバ生活したときには100万円を貯めたことがあり、リゾバ広告のお金に関するエビデンスを裏付ける経験をしました。
しかし、リゾバにはお金が貯まる求人もありますが、一方でお金を貯めるには適していない求人も実は存在します。
そんなお金を貯めるのに、適していないリゾート地はどこなのか気になりますよね?
それは、なんと「人気のリゾート地」なのです!
人気のリゾート地とは、主に沖縄や北海道などのリゾバの王道とも言える観光地です。
では、なぜ人気なリゾート地なのにお金を貯めるのに適していないのかを解説します。
その理由は、ズバリ! 人気のリゾート地であるからなのです。
つまり、人気の観光地のため待遇や条件面がよくなくても応募が殺到するために求人側は待遇や条件をよくする必要がありません。
そのため、沖縄や北海道のリゾバでは寮費・食費・光熱費がタダではなく一部負担をしないといけないところも多く、また時給も安いためお金を貯める環境には適していません。
極めつけには遊ぶところが多く、お金を使ってしまう場面が他のリゾート地よりも圧倒的に多いんですよね・・・。
実際に私が初めてしたリゾバ先の石垣島では時給が「850円」でした。
沖縄本島でリゾバしたときの時給は「1,000円」でしたが、寮費は「15,000円」光熱費は全負担、食費は一切の支給なしと本当にお金を貯めるのには適していませんでした。
これらのことを踏まえて、リゾバでお金を稼ぎたいのであれば人気のリゾート地はおすすめできません(職種によっては高時給もある)。
稼ぎたいのであれば、温泉地・山岳リゾート・人気のない離島などは高時給・高待遇の求人がたくさんありますので興味があれば、一度検索してみてくださいね!
リゾートバイトで失敗しないポイント3選を解説
ここでは特にリゾバで失敗しないための始め方や派遣会社の特徴について解説しています。
どこのリゾバ派遣会社がいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
派遣会社を利用する
リゾバを始めるときは基本的に「リゾバ専用の派遣会社」を通してリゾバを行います。
リゾバの派遣会社は住み込みで働いてくれる人を募集している企業の情報を網羅しているため、リゾバをしたいときは派遣会社に登録して始める方が無難です。
もちろん、個人的に企業に連絡して直接雇用で働く方法もありますが、派遣会社を通せばめんどくさい企業間のやりとりや段取りなど全て行ってくれるため、思いの外カンタンにリゾバを始められますよ。
派遣会社の担当者とのやりとり(希望のリゾート地・期間など)はする必要がありますが、リゾバ先の企業とのオンライン面接や電話面談なども一切ないため、最初は
「え、これだけで採用って大丈夫なの!?」
と感じてしまうことでしょう。
加えて、トントン拍子に上手くことが運んだ際には、応募してから1日や2日で採用が決まるケースも珍しくありません。
個人的に企業とやりとりをするとなれば、こう上手くは行きませんよね?
しかし、派遣会社が今までに積み上げてきた実績や信用があるからこそ、こういったケースが起こり得えます。
派遣会社を通してリゾバをするメリットは採用時だけではありません。
実際にリゾバ先で働いているときに問題などの何かが起きたりした際には、担当者が相談に乗ってくれたり、抱えた問題を解決してくれたりと採用だけではなく採用後のアフターケアもしてくれます。
そのため、リゾバで失敗したくないのであれば派遣会社を通して、始めることをおすすめします。
大手の人気派遣会社を選ぶ
「リゾバの派遣会社に登録したいけど、どこの会社がいいの?」
と最初はリゾバの派遣会社が割と多く存在しているため、迷ってしまうことでしょう。
リゾバは基本的に対面でのやりとりはなく、WEB上でほとんどのことが完結してしまうため、実績や信用のある大手の派遣会社がおすすめです。
大手の派遣会社がわからない人に向けて、リゾバ大手派遣会社である3社を紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
業界最高時給を謳っているだけあって、他の派遣会社と比較して高時給の求人が多数あります。
リゾバを通して、稼ぎたいのであればグッドマン一択!!
リピーター時給などの制度もあり、本当に稼げますよ。
ヒューマニックは業界No.1の求人数を誇ります。
そのため、他の派遣会社では求人がないリゾート地でもヒューマニックであれば、求人が掲載されている場合もあります。
また、会社としての質が最も高く対応やレスポンスもよいため、安心してリゾバをしたい人にはおすすめです。
大手3社のなかでは最も時給が低い派遣会社ですが、特色すべきは業界No.1の手厚いフォローがとても魅力的です。
採用後のアフターケアが素晴らしく、しっかりとサポートをしてくれます。
友達を作る場を設けてくれたりと、リゾバを通していい思い出を作りたい人や友達を多く作りたい人におすすめです。
ここまで大手3社の異なった特徴を紹介したため、あなたの目的に合った派遣会社にぜひ登録してみてくださいね。
決して、1社のみしか登録してはいけないという規則はないため、ドンドン複数の会社を登録してあなたに合った会社を見つけちゃいましょう!
事前に担当者に勤務先の情報を聞いておく
派遣会社のサイトで気になる求人を見つけて応募すれば、より問い合わせした求人の情報を網羅した「求人票」を添付して送られてきます。
- 求人票を見れば、勤務先の情報について詳しく記載されています。
- お仕事情報(業務内容・勤務期間・時間など)
- 給与情報(時給・給与時期・月収見込みなど)
- 制服情報(貸与か準備がいるのか)
- 寮情報(寮タイプ・勤務先までの距離・ネット環境の有無など)
- アクセス情報(交通手段・周辺情報など)
- 福利厚生(各種保険・固定費の有無など)
- おすすめ情報(観光地の情報や写真・寮の写真など)
などと本当に求人票を見れば勤務先の欲しい情報が詰まっているため、これだけ見ていれば充分であると言えるでしょう。
だからといって、担当者にわからない箇所や詳しく聞きたい箇所があっても聞いてはいけないということはありません。
わからないことを抱えて、リゾバをしてしまうと失敗してしまう可能性があるため、遠慮せずにどしどし質問をしましょう。
特に寮に関しては、寮タイプやネット環境について不確定な情報が多いため、再確認の意味でも担当者にツッコんで聞いてみるのをおすすめします。
実際、事前に聞いていた寮タイプではなかったり、WIFIがなかったなどのアクシデントは決して少なくありませんでした。
特に求人票に「各々寮によって間取りが異なります」や「一部WIFIがない寮もあります」などと記載がある場合は要注意です!
働いてみて契約と違ったら派遣会社に即連絡
リゾバは勤務先と直接やりとりする必要がなく、派遣会社が全てやりとりを行ってくれると説明をしましたよね?
しかし、時にはそれが仇になってしまうこともあるんです…
派遣会社から聞いていた職種や条件で契約し、リゾバ先に実際に行くと全く違う職種や条件で働く内容だったというケースなどもありました。
それも、これが決して珍しいケースではありません…
私自身、何度もこのような見当違いがあり、そのたび頭を抱えました。
例を挙げると。
ホテルの「レストラン業務」と聞いていたのに、実際に行くと「客室清掃」のスタッフとして働きに来たと認識されていたり、寮が「客室寮」と聞いていたのに「相部屋寮」だったり。
とこういったアクシデントは残念なことに少なくありませんでした。
もちろん、派遣会社にスグに連絡して問題が解決することがほとんどですが、酷い場合はどうしようもなく折れて働くか、働かずに帰るかという選択を迫られたケースもありました。
この記事を見てくださっているあなたには、このようなケースに当たって欲しくないと切に思っています!
そのため、私のように失敗しないように派遣会社を大手4社に限定し、紹介した事前に確認する事項を怠なければ失敗するリスクを回避できます。
以上のことを踏まえて、ぜひこの記事を参考にしていただき、よいリゾバライフをお過ごしください!
ミスをしたのに言い訳ばかりをし、最終的に放置されたリゾバ派遣会社の
【ア◯ファリゾート】を私は決して許さない・・・。