グッドマンサービスを使って神立スノーリゾートのレストラン「ペガサス」で働いたリゾートバイト体験談です。
2~3月の1ヶ月の間働き、時給は1000円でした。
今では、時給が上がり時給1100円で募集されています。
神立スノーリゾートはこんなところ
神立高原スキー場は新潟県南魚沼郡湯沢町にある「関東から一番近い100%天然雪のスキー場」です。
初級者から上級者までひとりひとりのレベルに合わせて楽しむことができ、県内はもちろん新幹線や高速道路からもアクセスが良いという点から関東圏からの多くの来場者が目立ちます。
スノーボード初体験といった様子の学生から、百戦錬磨のベテランスキーヤーまで幅広い層のお客さんで常に賑わっています。ゲレンデ内のコースも緩やかなものや急なもの、新雪から圧雪まで非常に多彩で、パークエリアも充実しています。また週末にはナイター営業も行っており、仕事帰りのサラリーマンが一滑りしていくことも多いようです。
温泉施設や仮眠施設のあるリゾートホテルも隣接されており、泊まりがけでスキーを楽しむこともできます。
神立スノーリゾートのホールスタッフ業務内容
私はゲレンデの一番下にあるスキー場隣接のリゾートホテル内のレストラン「ペガサス」で働いていました。
食券制のお店だったのでお客さんから食券を預かりそれを厨房に流して、料理ができたらお客さんに提供するといったホールスタッフの仕事をしていました。忙しいときなどはたまに簡単な調理の補助に入ることもありました。その他にも開店前の仕込みのお手伝いや、閉店後の後片付けや他のスタッフへのまかないの配膳も行っていました。
一日の労働時間はおよそ5~6時間、長いときには8時間ほど働くこともありましたが休憩時間が何度もありました。
提供が遅れてしまった場合などにはクレームを受けることもありましたが、それ以外は特に大きなトラブルを担当することはありませんでした。ホール3人、厨房2人、食器洗いのお手伝いが1人の計6人で基本的に回していました。
平日はあまり混みませんが、土日には食券番号が1500番代になることもありました。ですので平日や天気の悪い日はあまり疲れないのですが、休日などは開店から閉店まで忙しく、5~6時間水を飲む余裕すらもないほどでした。日によってきつさがかなり変わる仕事です。
神立スノーリゾートの賄い
1食300円で食べられました。スタッフ専用の賄いの食券をレストランに提出すると作ってもらえます。
メニューは日によって変わりますが、正直当たり外れが大きかったと思います。当たりのときはカツカレーやラーメン+野菜炒めなど本当においしいのですが、業務用の切り身魚と煮物だけなどあまり豪華ではないときも何回か有りました。
ただ、凍てつく寒さの中で長時間仕事をした後の温かいご飯のおいしさは格別でしたし、最寄りのコンビニまで行くのも一苦労だったためこの賄いは本当に助かりました。
ちなみにお米は新潟県産の魚沼コシヒカリを使用していました。私はレストランスタッフだったのでおかずなど多少サービスしてもらうこともありました(笑)
神立スノーリゾートの寮について
寮は男子寮と女子寮が分かれており、寮内にはお風呂や洗濯機、電子レンジや自動販売機がありました。
部屋は二段ベッドが二つと暖房があるだけでしたが、寮内に共有スペースがあったのでみんながそこで眠くなるまでダベっていたので特に不自由は感じませんでした。
また寮の中にWi-FiもあったのでPCやスマホも不自由なく使うことができました。
スタッフが談話できる共有スペース
スタッフ用の大浴場
共有スペースのキッチン
全国からいろんな人が働きに来ていて楽しい経験
アルバイトは住み込みの寮で暮らすのですが、そこでは私のような学生だけでなく少々アウトローな雰囲気の方や退職したサラリーマンまで全国各地から集まった様々な人とともに寝食をともにします。気さくでフレンドリーな方ばかりで、すぐに打ち解けることができました。
その人達とはよく仕事が終わってから一緒に滑ったりしたのですが、天気の良い日にゲレンデの一番上から滑ると仕事のきつさなど全て吹っ飛んでしまうほどの爽快感が得られました。
最後の出勤日の前日には先輩方から地元の焼き肉屋に連れ出され、お腹いっぱいになるまでごちそうになりました。連れて行って下さったのは神奈川県出身の40歳の方で、非常に男気溢れるかっこいい「アニキ」でした。今まであまり関わってこなかったタイプの人種(?) だったのですが、仕事場が一緒だったこともありとてもかわいがっていただきました。焼き肉屋で飲みながら言われた「若い内の経験は全部正解なんだぞ」という言葉は、よく意味がわかりませんでしたが心に残っています。ちなみに仲の良かった方々とは今も連絡を取り合っています。
神立スノーリゾートでホールスタッフの良かった点
スキー場の仕事というとどこもかしこも寒そうな印象がありますが、レストランの場合は暖房がしっかりと入っているため非常に快適に仕事ができました。厨房の熱気で少し汗ばむほどでした。ちょっと暑いなと感じたならば少し窓を開ければ冷気が入ってきますので常に一番心地よい室温で仕事ができました。
そして何よりもスタッフ同士の人間関係が良く、余計なストレスを感じずに仕事ができたことが一番でした。行楽地のリゾートバイトの場合、正社員とアルバイトの間で軋轢が生まれるところもあるそうですがそれを全く感じませんでした。
また、スタッフの顔面偏差値がかなり高かったと思います。スキー場のアルバイトということで「ゲレンデマジック」の効果もあったのでしょうか。男性スタッフはやや年配の方が多かった印象ですが、女性スタッフは10~20代の方がほとんどでした。もちろん、男性スタッフの中にももちろん男前はいましたし、スタッフ間での恋愛も少なからずありました。スタッフはスキー、スノーボードのレンタルとリフト券が無料なので、バイトが休みの日には無料で滑走を楽しむことができます。お金をもらいながらスキー場デートなんてことができてしまうのです。
加えて、隣接するリゾートホテルの入浴施設も無料で使えました。スタッフの寮のお風呂も決して狭くなかったのですが、たまに入る大きなお風呂の開放感は極上でした。このようにスタッフが受けられるサービスが非常に多かったのも良かった点としてあげられます。
そして、スタッフやお客さんも全国各地から集まってくるため、たくさんの人にふれあう機会がありました。そうした人たちとふれあう中で社会人として生活するための経験値がかなり上がったのではないかなと思います。
神立スノーリゾートでホールスタッフの悪かった点
週末になると泊まりがけで来るお客さんもいるのでレストランは朝6時半から営業が始まります。
その2時間前からお店の準備があるので朝4時半頃に出勤していました。冬の朝は本当に寒く、起きるのが苦痛でした。
また最寄りのスーパーやコンビニまで車で15分ほどかかるので、食料や生活必需品を買ったりすることが手軽にできなかったのがなかなかしんどかったです。
寮の設備自体は問題なかったのですが、なによりもカメムシが本当に酷かった。窓を閉めても小さな隙間を縫って侵入してくるので、寮の廊下を歩くときには細心の注意が必要でした。うっかり潰そうものなら同部屋の人たちから殺意に満ちた視線を浴びせられてしまいます。ちなみにどの部屋も基本は相部屋でした。私は気になりませんでしたが、プライベートの空間がベッドの上だけですので人によっては苦痛になると思います。
神立スノーリゾートのホールスタッフはお勧めできる?
仕事のきつさは部署によりますが1ヶ月ほどで12~4万円の収入を見込めますし、楽しい寮生活やおいしい賄いがあるのでおすすめです!
特にウインタースポーツが好きな人、興味がある人には超おすすめです!
また、参加する際には友人と応募することを強くおすすめします。特に一人暮らしや寮生活が初めての方であればなおさらです。初めのうちはなれないことも多いので気心の知れた友人がいるとかなり精神が安定します。実際に一人でやってきてホームシック気味になった寮の友達もいました。友人と参加して、それから徐々に寮のコミュニティに加わっていくのが良いと思います。
リゾートバイトの派遣会社についてまとめている記事があるので、派遣会社選びに迷ったら、こちらを参考してみて下さいね。