リゾートバイトでは有名で人気なのがレオマワールドなので、大手のリゾートバイト派遣会社でレオマ特集が行われています。
評判が良く、人気があるので特集されており、安心して働ける職場です。働いているスタッフが多いということはブラックな職場では100%ありません。
今回は、私が実際にリゾートバイトダイブを使ってレオマワールドのチケット販売部で働いてみての体験談や業務内容、メリット、デメリットについて紹介していきます。
レオマワールドとは?
香川県にある有名テーマパークです。四国に住んでいる方なら誰でも知っていて、1度は訪れたことがあるくらい人気があります。
レオマワールドは遊園地ではなく、テーマパークです。
カップルがデートに使うことも多いですし、学生の団体さんがご利用されることも多いです。テーマパークのリゾートバイトとして有名で人気があります。
テーマパークと遊園地の違いは、遊園地は乗り物やアトラクションをメインにしているのに対し、テーマパークは「世界観」を提供しています。
- 遊園地=浅草花やしき
- テーマパーク=ディズニーランド、USJ
レオマワールドは香川県丸亀市の田舎に位置しています。
レオマワールドの周りには店等はありませんが、寮から徒歩3分でローソンがあり、徒歩20分でスーパーやホームセンターがあります。(記事の後半に地図あり)
リゾートバイトのチケット販売の仕事内容とは?
レオマワールドのチケット販売では2つの仕事がありました。
- チケット販売業務
- チケットもぎり
そして、入場ゲートが3箇所あります。
- メインゲート
- プールゲート
- オリエンタルトリップゲート
レオマワールドでは夏にはプールの営業を行なっています。そのプールのエリアにあるゲートのことを指します。
オリエンタルトリップとはレオマワールド内に、東洋の遺跡をイメージしたエリアです。そのエリアに入場するためには入場料500円の専用チケットを買う必要があります。
メインゲートは「チケット販売スタッフ」と「チケットもぎりスタッフ」の2人体制となっており、プールゲートとオリエンタルトリップゲートは1人で「チケット販売」と「チケットもぎり」の両方の業務を行います。
他に、長期の方は総合案内所で勤務することもあります。 チケットの販売業務は覚えることが多いので、短期バイトの人や新人さんは基本的にチケットもぎり業務のみです。
チケット販売の仕事がメインなので、基本的にチケット販売以外の業務は行いません。暇なときにパスケースの作成、パンフレットにイベント情報の差し込みや、掃除などを行ったりします。
閑散期のどんなに暇な時でも、4人体制で業務を行います。なので、閑散期にシフトが入れないということは少ないです。
基本的には、販売するチケットは3種類です。しかし、割引やランチバイキングのセット券なども販売するので、全100通り以上にもなります。
レオマワールドの食事(賄い)について
レオマワールドでは、無料で食事を食べることはできません。
その代わり、食費補助として勤務日1日につき500円払ってくれる派遣会社がほとんどです。
食事(まかない)は昼食時のみ従業員割引で食べることができます。
従業員食堂(もぐもぐ)があり、そこではパークで販売されているメニューが300円程度の料金で購入できます。
メニューは親子丼・うどん・カレーなどがあり、季節限定メニューや新メニューなどもありました。
全体的に味は甘めです。しかし、坦々麺というすごく辛いメニューなどもあり、レパートリー豊富で楽しめます。サラダなどもありますので、健康面を気にされる方でも安心ですよ!
他にも、昼にはホテルレオマの森でランチバイキングも食べることができます。こちらは、記事の後半で紹介しています。
レオマワールドのチケット販売を体験してのメリット
レオマワールドで働くとランチバイキングが賄い料金
まかない料金で、隣接のホテル「ホテルレオマの森」のランチバイキングを食べることが可能です。通常はランチバイキングは平日1.500円、祝日1.700円なのに対し、勤務日は400円、勤務日ではない場合は800円の賄い料金になります。
1.500円のランチバイキングは非常に豪華です。 昼の休憩時間に行くことができるなら、毎日のように通うことができます。(時間的に昼の30分休憩では難しく、45分以上の休憩なら可能)
休憩時間が45分の時は、10分でホテルまで行って、10分で帰るというハードワークをしていました。着替え等があるので、食事時間は15分程度!バイキング形式なので15分でも十分に食べる時間はあります!
焼き栗と寿司、黒蜜きな粉ソフトクリームが私のお気に入りでした!
他のリゾートバイトのバイキングは事前に予約が必要ですが、レオマワールドは直接行ってネームプレートを見せるだけなのですごく利用がしやすいです。
ただ、混んでいると断られるので注意しましょう。(繁忙期はたまに断られる)
レオマワールドの制服はおしゃれで人気
このスタッフさんが着ているのがレオマワールドのチケット販売部の制服です。青い音楽隊風のジャケット、ズボンは黒のチノパン、靴は黒のスニーカー。
男性も女性も夏以外は、こちらの制服を着ることになります。夏になると上が赤いアロハシャツを着ることができ、暑さに困ることはありません。
他のテーマパークは制服が「かっこ悪い」ところが多いのに対し、レオマのチケット販売部の制服はすごくおしゃれです。
「ホテルレオマの森」の温泉が無料で使える
深夜と昼の清掃以外はいつでも入れるので、レオマワールドに近接しているホテルレオマの森で仕事終わりに温泉で入浴して帰るということも可能です。
野外露天風呂や日替わり温泉もあり、非常に温泉としてのクオリティも高いです。「バラの湯」や「ゆずの湯」など非常に楽しめました。
畳の休憩スペースや漫画コーナーもあるので、入浴後にくつろいだり、漫画を読むことで可能です。
レオマワールドの寮は個室で綺麗、共有スペースもあり
個室で6畳の広さで収納スペースもしっかりしており、床は綺麗なフローリングです。
レオマワールドの量はスタッフに「寮が綺麗」で有名な職場です。最近では、談話スペースと共同キッチンが寮の横に新設されたので、仲間ができることは間違いなしです!
個室で、こんなにも家具が充実してる職場は珍しいです。
トレイは共有で、お風呂も個室風呂で共有です。なので、お風呂に行くと使用中で部屋に戻るということもありました。
男性寮と女性寮の2練があり、スタッフは女性の方が多いので、男性寮の4階は女性専用の階になっています。
若いスタッフが多いので、男性専用の部屋に女性がいたり、女性専用フロアに男性がいたりという事もありました。ですが、この職場は寮のルールに厳しく、他にスタッフからの密告などで簡単にバレてしまいます。
また、基本的には友達でも部屋に入れてはいけないというルールがあります。スタッフ寮なので壁は薄く、友達と騒いでいると他の部屋の人からクレーム来るので注意です。
※入寮日にもらえる「入寮規定など」が書かれた資料
寮の近くにはローソン、最寄駅、うどん屋がある
そして、寮から徒歩3分でローソンがあります。コンビニがあれば買い物やATMなど生活に困ることはありませんでした。寮の近くにコンビニがあるのはレアな職場です。
寮から近くの最寄駅まで徒歩で10分です。
その最寄り駅の近くに有名なうどん屋「香川屋 本店」があります。
地元でも美味しいと有名なので「香川の讃岐うどん」はここだけで十分です。香川のリゾートバイトで近くに有名なうどん屋があるのは理想的ですね!
かけうどん(小) | 210円 |
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かけうどん(大) | 400円 |
ぶっかけ(小) | 290円 |
ぶっかけ(大) | 420円 |
数カ所うどん屋巡りをしても、「香川屋 本店」よりは美味しいうどんは少ないので、私は香川屋だけ通っていました。
レオマワールド働いて感じたデメリット
寮の横が池・田んぼ
周りが自然で溢れて、寮の横には池と田んぼがあります。そのため、蚊や虫が多いです。
夏場には虫除けグッズは必ず準備する様にしましょう。特に蚊に注意するといいでしょう。
スタッフの無料入園は事前に許可を取らないといけない
基本テーマパークのリゾートバイトならスタッフはネームプレート提示で入園料が無料になります。
しかし、レオマはできませんでした。
部署の上司と相談して事前に入園無料の許可を得ることが必要です。ネームプレートだけで無料入園できると勘違いして、一般の入園料を払うことになった人もいたので注意が必要です。
暑い日と寒い日の屋外のチケットもぎりは大変
基本的に短期の人や新人さんが「もぎり業務」を行うのですが、屋外ということもあり、寒い日と暑い日は辛いという声が多かったです。
辛いといっても、屋根があるので夏は日陰で働け、冬は近くにストーブを置いてもらえたりと配慮してもらえます。
夏は日焼け止め、冬は防寒具を準備していくといいでしょう。
職場と寮が遠い
リゾートバイトといえば、職場と寮との距離が約5分など隣接しているのが普通ですが、レオマワールドは寮と職場(レオマワールド)では距離があり、20分ほど歩かなければなりません。
もちろん、寮からレオマワールドへの送迎バスが出ているのですが、開園から勤務のアトラクションスタッフの時間帯に合わせてバスが出ています。少数のチケット販売のスタッフは昼から出勤のシフトの場合、歩いて行く通勤する必要があります。
ただ、私はいろんな部署の方の知り合いが多かったので、通勤途中に歩いているのを見つけてもらうと、車に乗せてもらえました。
お客さんに怒られることが多い
レオマワールドに来られるのは、大部分がファミリーでお父さんが車で運転してレオマワールドまでやってきます。
近隣のホテルレオマの森に宿泊される方もいますが、ほとんどが日帰りです。
なので、お父さんの機嫌が良くないことが多いです。
持っているカードが使えない、浮き輪の持ち込みができないなどの理由ですごく怒られたことがあります。
プールゲートでのお話です。プールゲートは、入場やチケット販売、プールバンドの確認、持ち込み物の確認をしなければならなりません。
夏休みにはプールを目的にレオマワールドにお客さんがたくさん来られます。
みなさん、大きな浮き輪や水遊び道具をたくさん持って来られますが、ある大きさ以上の浮き輪はお断りするなど、制限があります。
もちろん、お客さんはそんなことを事前に調べてきたりはしません。
するとどうなるか?怒られる事が毎日当たり前のように起こるのです。
特に多かったのが、「入場ゲートでは何も言われなかったのに、なんでこっちではあかんねん!どうなってんねん!」、「そんなこと知らんわ!」など…
レオマワールドチケット販売の稼げる額
リゾートバイト派遣会社では時給1050円〜1150円で募集をしていることが多く、私は時給1100円と時給1070円の時に働いていました。
おおよその月収の金額は
- 通常期:月18万
- 繁忙期:月25万
以下に給与明細を載せておきます。
通常期の給与明細
繁忙期の給与明細
さいごに|レオマワールドは働きやすく、チケット販売の仕事は忙しくない
レオマワールドは年齢層も低い事もあり、地方の独特なこだわりを持った古い考えの方は少ない印象を受けました。
他に、スタッフ特典の「ランチバイキングスタッフ割引」や「無料で温泉が使える」は、利用がしやすかったです。他のリゾートバイトだと、スタッフ特典を使うと嫌がられることがあります。
例えば、スタッフ割引のホテルのバイキングを利用するときは、スタッフの為に予約を取って席も確保しておかなければなりません。温泉もスタッフが使える時間は、人が多い時間を避けるなどのルールがあるホテルもありますが、レオマは嫌がられることなく、時間厳守のルールはありません。