私はスノーボードが好きで、スキー場の近くの住み込みバイトをしながら仕事をしたかったので、スキー場レンタルのリゾートバイトに応募しました。
数あるスキー場業務の中、菅平高原スキー場のレンタル業務スタッフに決めた理由は、20代で年齢層が近いスタッフが多いと求人に記載されていたからです!
また、レンタル業務はお客さんが来る時間が限られているので、勤務時間も長くなく自由時間もあるところが魅力的でした。
私のリゾートバイト体験を元にスキー場レンタル業務の仕事内容や1日のスケジュールについてご紹介していきます。
スキー場レンタル業務の仕事内容
スキー場レンタル業務の仕事内容は大きく分けて4つありました。菅平高原スキー場の場合、どの業務担当になるかは、リゾートバイトの勤務地へ行ってから担当業務を振り分けられました。
スキー場レンタル業務の業務内容は以下の4つです。
- レンタルショップの受付
- レンタルショップの貸し出し(サイズ合わせ)
- レンタルの返却受付
- レンタル品の掃除・片づけ
それぞれスキー場レンタルのリゾートバイトで行った業務内容をご紹介していきます。
レンタルショップの受付
レンタルショップの受付では、レンタルショップに来たお客さんの接客をメインに行います。事前予約をしているお客さんには、レンタル品のサイズ確認や注意事項説明を行いました。当日レンタルをしにきた方には、書類記入の説明やサイズ選び、そしてお支払いなどの接客業務を行いました。受付担当になると、力仕事はほとんどありません。
レンタルショップで貸し出し
レンタルショップでレンタル品の貸し出しをする担当になると、お客様が希望したスキー板やブーツなどのサイズを倉庫から探してきて、貸し出しを行います。レンタルで貸し出したものは、スキー板・スノーボード板・スキーウェア・ブーツ・グローブ・ゴーグルでした。種類も豊富でサイズを探す作業です。ブーツやスキーウェアなどは、実際にお客さんに履いてもらったり、着てもらったりしてサイズが合うか確認もしました。ブーツや板運びが力仕事になります。
レンタルの返却受付
レンタル後の返却受付の担当になると、夕方以降の返却が多いので、遅番の勤務になります。お客さんのレンタル返却対応とレンタル品に破損等無いかをチェックしました。破損等がなければ、追加料金も発生しないので、返却完了です。レンタル申し込み時に書いていただいた契約書と照らし合わせながら、返却品の数も確認していきます。当日に帰ってくる予定のレンタルグッズが全部揃っているか確認し、業務終了です。
レンタル品の掃除・片付け
返却されたレンタル品ブーツは乾燥機に運んで、半日間乾かします。スキー板やスノーボード板は、ネジが緩んでいないかドライバーでチェック等もして、凍って取れない雪をキレイに落とします。また、スキージャケットのポケットに忘れ物が無いかも確認します。最後に明日のレンタル予約の把握、団体の場合は事前準備をして勤務は終了です。
スキー場レンタル業務の1日のスケジュール
菅平高原スキー場レンタル業務の1日のスケジュールは、早番と遅番によってスケジュール内容が違いました。
早番も遅番も、勤務時間は長くなく5時間程度です。レンタル客が少ない日は、4時間くらいで早上がりすることもあります。
早番と遅番の2パターンのスケジュール内容をそれぞれご紹介します。
【スキー場レンタル業務の早番】
5:00 | 起床 |
---|---|
5:30〜7:30 | 【業務】レンタル貸出準備 |
7:30〜8:00 | スタッフ朝食 |
8:00〜10:30 | 【業務】レンタル貸し出し |
11:00〜11:30 | 【業務】片付け |
12:00〜 | 自由時間 |
17:30 | 夜ご飯作り |
20:00〜23:00 | 自由時間・就寝 |
早番は、お客さんにレンタルの貸し出しを行うので朝早くからの出勤です。特に、スキー場の朝は寒いので凍えそうになりながら、勤務地に移動していました。
早番になると、午後はお休みになるので勤務後にスキー場でスキーをしたり、スノーボードをしたり自由に楽しめました。
【スキー場レンタル業務の遅番】
8:00〜9:00 | 起床 |
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9:00〜12:00 | 自由時間 |
12:00〜13:00 | お昼ご飯 |
14:00〜20:00 | 【業務】レンタル返却 |
20:30〜21:30 | 夜ご飯 |
22:30〜23:00 | 自由時間・就寝 |
遅番の勤務では、午前中に自由時間があり、午後からレンタル業務が始まります。だいたい19時くらいに業務は終了しますが、団体客が多い日や返却が遅いお客さんがいるときは、20時まで働くこともありました。
貸し出しは楽な仕事ですが、レンタルの返却は片付ける量がとても多く、忙しかったです。
スキー場レンタルの仕事ってきつい?
レンタル業の仕事は、勤務開始時間が朝早かったり、重いブーツやスノーボード板を運んだりするので体力を使う仕事です。簡単か大変かというと大変でキツい時もあります。
スノーボード板やスキー板など、重いものを持つのに慣れていない女性には、キツイ仕事かもしれません。
特に、修学旅行シーズンで団体のお客さんがレンタルを借りに来た時はレンタルする数が多いので、貸し出し、返却の片付けともにとても忙しかったです。初めの頃は、腕の筋肉痛になりましたがだんだん慣れていきます。
仕事はキツい時もありますが、スキーレンタル業務のリゾートバイトをすると、毎日のようにスキーやスノーボードができるので魅力的です。
朝早く起きるのが苦手な方や、重いものを持つのが苦手な方には向いていない仕事だと思います。
菅平スキー場の寮
菅平スキー場の寮は2階建てで、旅館のようなきれいな和室のお部屋でした。1階にはキッチン・トイレ・お風呂・洗濯機があり、2階には20畳くらいの大広間が1つと個室が10部屋ほどありました。
リゾートバイトできた人たちは、男女別で個室を2〜3人でシェアして生活をしました。リゾートバイトスタッフが少ない時は、それぞれプライベート部屋になっていました。
リゾートバイトのスタッフが多い時期はプライベート空間はほとんどありません。
菅平スキー場の寮は、光熱費・食費ともに無料でした。
菅平スキー場のまかない
菅平スキー場のレンタルリゾートバイトでは、夕食の食費が0円でまかないがありました。
賄いと言いましたが、リゾートバイトのスタッフで分担して夕食を作っていました。仕事が休みの人たちが夕食当番です。
画像のようにBBQをしたり、他の日は餃子、唐揚げ、焼きそばなど様々な献立がありました。食事もスタッフ同士で作ることで、仲も深まりました!
ホテル業務などではないので、まかないは自分達で分担して作っていました。
菅平高原スキー場の周りには、レストランも数軒あったため、ランチにレストランで食べることもあります。
スキー場レンタル業務の稼げる額
スキー場レンタル業務で稼げた金額は、労働時間が長くなかったため、1ヶ月で7万円程度でした。
給料は、日給制で早番から働く人は4,000円。遅番で働く人は5,000円などと決まっていました。タイムカードで時間を細かく管理することもありませんでした。
給料は月末締めの翌月末払いで指定した銀行口座に振り込まれました。
2ヶ月以上レンタル業務のリゾートバイトをする人は、リフト券の無料サービスがありましたが、2ヶ月未満の人は自己負担でリフト券を購入しなければいけませんでした。私は、2ヶ月未満だったため、約2万円でマンスリーパスを購入しました。結果、レンタル業務のリゾートバイトで稼げた金額は5万程度になりました。