体験談

調理補助のリゾートバイトはきつい?仕事内容と3ヵ所の体験談!

私は北海道の3か所(北湯沢・サホロ・トマム)でリゾートバイトを経験しましたが、全て調理補助でお仕事をしていました。

調理補助を選んだ理由ですがいくつかあります。

1つ目はこれまでのアルバイトやリゾバの別現場でもホールスタッフを経験したので、新しいことを始めたいと思い、別のポジションを探していました。

料理はそれまで殆どやったことがなかったのですが友人が調理補助をしていて「楽しそう!」と思ったことや切り方や調理の仕方を覚えられて損はないですし、単純に「やってみたい!」と思ったことがきっかけです。

結果的には料理初心者でも調理補助はできます。

ただ、他の人より慣れていない分それなりに努力も必要です。

今回は私が経験した3か所での調理補助でのお仕事の内容や一日の流れ、また実際に仕事はきついのかどうかお届けしたいと思います!

リゾートバイトの調理補助の仕事内容とは?

観光ホテルは大体バイキング会場か懐石料理の会場に分かれます。

基本的には野菜のカットや朝食・夕食の仕込みや盛り付け、また現場にもよりますがバイキング会場での実演や食べ物の補充、終了後の片づけまでがお仕事としてあります。

調理は料理長を始めとしたホテルの社員さんが行うので、派遣スタッフはあくまでも社員さん達のサポートやバイキング会場の実演がメインのお仕事になります。

北湯沢温泉のパティシエ調理補助の仕事内容

パティシエの職場

北湯沢温泉の現場ではパティシエ補助という調理補助の中でも珍しいポジションでした。

派遣会社の担当さん曰く、人気職種な様です。

派遣スタッフはバイキング中の実演コーナー担当と片づけ、朝食、夕食用のデザートの仕込みの補助が主な仕事でした。

朝はミニワッフルを焼いてお客様に提供するのですが、ワッフルを焼くだけではなくトッピングの準備や補充もします。

また、人前に立つので笑顔でお客様に提供するということも求められましたがこれはホールスタッフの経験があったので問題なくできました。

朝の実演終了後は夕方のデザートとまた次の朝のの仕込みをします。

クリスマスや年末年始などピーク時は約600名分程の準備をしていました。

その中でバイキング用のケーキをカットしていく作業があるのですが、思っている以上に難しかったです。

ケーキは生もので熱に溶けやすいのでモタモタしていると切り口がすぐに汚くなります。汚いものは勿論お客様には提供できません。

素早くキレイにかつ均等にカットをしていくのですが最初はかなり苦戦しました。

仕込みを終わらせてやっと昼休憩・中抜け休みに入れます。

パティシエさん達は職人気質の方々で基本的に1回説明されたら見て覚えてできる様にならなければならない世界でしたので、不器用かつ素人の私にはついていくのが大変でした。

また夕方バイキングの実演中、暇なときはホテルのおすすめ料理をワゴンで運んで会場内を回りお客様に提供をするという仕事も並行してやっていました。

バイキングが終わったら、会場を片付け調理場を清掃して1日が終わります。

想像以上に仕事は多岐に渡っていました。

唯一の楽しみはケーキカットをしながらつまみ食いできたことでしょうか。

月ごとにケーキやデザートの種類も変わり毎月どんなものが出て来るのか楽しみでした。

全体的に調理場の社員さんは厳しい方や癖のある方もいましたが、大丈夫?と声をかけてくれる方や、まかないをいただいたり優しい方もいましたね。

クラブメッドサホロの調理補助の仕事内容

クラブメッドサホロスタッフ

クラブメッドサホロという外資系高級ホテルの調理補助のお仕事に入りました。

まず、日本のホテルと違う点は外国人の従業員の割合が非常に高い事です。

特に調理場は外国人シェフが多くインド、イタリア、トルコ、南アフリカなど各国のシェフが集まっていました。

シェフたちは日本人の料理人とは違い皆基本的に明るくフレンドリーな方が大半でした。

ここもバイキングだったのですが各国料理でチームが分かれており私はインドネシア人とインド人シェフのチームのもとでアシスタントに入りました。

またホテルは朝食・昼食・夕食全て提供していたのですが、更に朝食チームと昼食・夕食チームに分かれていました。

結果的に2か月半の間に3回チームが変わったのでそれぞれの場所で覚えることが違ったり時間帯も違うので体が慣れるまでとても大変でした。

その中で一番長く務めたのが朝食チームだったのですが、まず朝5時出勤がきつかったです。

朝食バイキングの準備、実演でオムレツ、パンケーキ、フライドポテト、目玉焼き(サニーサイドアップやオーバーイージーなど焼き方別に作る)を作りながら補充、またサラダやジュースなどの補充を基本的に1人でするというハードな内容でした。

外国の方はたくさん召し上がるので、できたてを作った瞬間に無くなったりしたときは泣きそうになりました。

基本的には準備⇒実演⇒次の朝の仕込み、清掃が主な流れでした。

外資系ホテルということもあってなのか、ホテルの方針で残業が出ない現場だったので時間内に終わらせなければならずかなりスピードが求められました。

また、実演では海外のお客様は会話を楽しみたい方が多く、お客様と会話をしながら接客をするという点が日本のホテルと大きく違いました。

仕事中は、シェフからの指示は全て英語なのですがシェフの訛りの強い英語を聞き取るのに苦戦しました。

何を言われているのかわからず全く違うものを取ってきたときなどは怒られましたね。

ただ基本的にはみんな優しいので多少切り方を失敗したり間違えてもさほど気にせず基本的には楽しく仕事ができました。

職場では英語を使う事になるので英語や海外が好きな人には面白い職場だと思います。

クラブメッドトマムの調理補助の仕事内容

トマムもサホロと同じ外資系ホテルで従業員食堂の調理補助として働きました。

ここでは主に社員食堂で朝食と昼食、夕食の仕込みと提供をしていました。日本人の派遣スタッフ2名とフィリピン人シェフ1名チームで仕事をしていました。

仕事内容は、朝出勤したら、倉庫からその日に提供する食材を一式を取って来た後、野菜や果物をカットしたり冷凍食品を解凍したり従業員の食事の提供に間に合う様に準備していきます。

特に果物は人気ですぐに無くなる為大量にカットしていました。

ゆっくりやっていると同じチームの日本人に怒られますし残業代が出なかった為やはりここでもテキパキとスピーディに動くことが求められました。

また食事の時間に間に合わせないといけないプレッシャーが毎回ありましたね。

自分たちで作った料理を出すことも許されていたので、私はスープを作って昼食に出したりしていました。

自分で工夫して今日はこんなメニューを出そうと考えるのは楽しかったですね。

従業員の食事が終わったら片づけをして清掃、また次の食事の時間まで休憩するというのが主な作業でした。

従業員食堂での仕事はシェフや外国のお客さんと接する機会がないのでその点では物足りなさを感じました。

時々バイキングの余り物を食べさせてもらえるのが唯一の楽しみでした。

トマムの現場も外国人の従業員やワーホリ、インターン生が多く、色々な国の方と交流できるのがとても楽しかったです。

リゾートバイトの調理補助の一日のスケジュール

調理補助の1日の流れですが大体どこも同じようなスケジュールでして、

5時 起床
6時~10時 朝食バイキングの準備・実演・片づけ
10時~11時 夕方バイキングの下ごしらえ
11時~16時 昼食・中抜け
16時~17時30分 バイキングの準備、仕込み
17時30分~21時 夕食バイキング実演をしながら次の日の朝の仕込み、終了後片づけ
21時半頃 退勤

繁忙期など場合によっては残業シフトになることが多いです。

リゾートバイトの調理補助の仕事はきつい?楽?

さて調理補助の仕事はきついか、楽かですが、まず現場やホテルの規模によっても違います。

私はひたすら厨房で野菜を切ったり盛り付けたりと単純作業を想像していたので実際に経験してみると覚える事の多さに圧倒されました。

バイキング会場に置く鍋やトング、食べ物の配置1つ1つを覚えたり、人数を計算しての仕込み、野菜や冷凍食品の箱など重たいものを運ばないといけないこともあります。(周りの人が手伝ってくれますが)

最初の1か月は慣れることに時間をとられるのできつい!と思う事もありますが、1か月を過ぎやることを覚え、体が慣れてしまえば基本的にルーティンワークですので負担は軽くなっていきますよ。

まかないや寮の紹介

クラブメッドサホロ社員食堂

北湯沢の現場では、基本的にまかないは従業員食堂でいただいていました。

ただ、作業中やバイキングの実演中にちょっとしたつまみ食いやシェフの方が味見をさせてくれるということはよくありました。

寮は個室を与えられ特に不自由なく過ごしていましたが部屋によってはたばこ臭かったりカビ臭いという事もあった様です。

あまりに耐えられない場合は総務の方に相談しているスタッフもいました。

サホロ・トマムの現場では、従業員食堂もありましたが、バイキング終了後、調理スタッフはその後バイキングの食事をたべさせてもえました。

ホテルの食事を無料で食べられるので調理スタッフの特権かと思います。

サホロは2人1室の寮、トマムは薄い壁を隔てた客室を2人で使用します。夏シーズンの場合のみ客室を使わせてもらえます。

調理補助はどんな人におすすめ?おすすめできない人は?

調理補助はチームワークで働くホールスタッフと違い1人1人作業分担されていて、個々の仕事をこなしていきます。

料理に興味のある人や調理スキルを身に着けたい人、自分で工夫して動ける人、黙々と作業をするのが苦ではない人にはおすすめな職場です。

また逆にはっきりした指示がないと動けない人、ゆっくり作業したい人、調理に興味がない人、体力に自信がない人はおすすめしません。

女性でも熱いものや重いものを持ったり厨房の寒さ、暑さ、早朝シフトがありますからね。因みに料理の経験はなくても調理補助の仕事はできますのでご安心ください!

私もほぼ料理経験0で周りのシェフやスタッフにも驚かれましたが何とかついていくことができました。

調理補助のリゾートバイトをしていたときの裏話

外資系ホテルの時、日本人女性をナンパしたり女性癖の悪いシェフが一定数いました。実際、声をかけその場限りの関係を持つ人もいたり…

私もあるシェフにセクハラの様な言葉を作業中に言われたことがありました。

最初は黙っていましたがあまりにもしつこいのである日「不快だから黙れ」と言い返したら、何も言わなくなりました。

その人は周りからも評判が悪く調理長からも厳重注意を受けていましたが。嫌な人にも出くわしましたが、それ以上に良い仲間に出会えたので今思えば、そんなこともあったなという感じです。

他には、リゾートバイトでは仕事が合わなくて途中で辞めていく人も少なからずもいました。

ホールの派遣スタッフの方で、契約満了を目前に夜逃げしてしまった人がいました。派遣スタッフ間で衝撃が走りましたね。

当日その人が抜けてしまったお陰で他部署から社員さんがレストランにヘルプで入ることになってしまい、現場は大変な事になりました。

辞めるのは仕方のない事ですが、やはり最低限のマナーは守りたいものですよね。

調理補助のリゾートバイトの選び方は?

あまり人と接したくない人やひたすら黙々と作業したい人は小規模のホテルや居酒屋さんを選んだ方がいいかと思います。

大規模なホテルになると特に女性は実演にでなければならない可能性が高くなりますし仕込みの数や覚える事も増えてくると思います。

また制服や靴が貸与でクリーニング代を負担しなければならない現場も一部あるので事前に派遣会社に確認した方が良いでしょう。

ホテルによっては社員さんと派遣スタッフは自分1人だけという現場もあるのですが、色々と気を使いますし仲間ができてこそリゾートバイトは楽しいものだと思うので、事前に自分以外にスタッフはいるのか確認した方がいいと思います!

ただ実際は入ってみないとわからないことが多いのも正直なところです。

最後に:調理補助は基本的な調理スキルが身に着く点でおすすめ

私は調理補助は今までのアルバイトでもやったことがなく、全くの初心者でしたが経験後は調理の基本的なスキルや、どうしたら効率よくできるか考えながら作業をする力が身につきました。

また以前よりも料理や調理器具にも興味を持ち始めマイ包丁を購入しました。

この経験は現在も自炊をするときに役に立っていますし料理も少しづつ上達したので調理補助の仕事を経験してよかったと思っています。

勿論大変なこともありましたが乗り越えた先に見える風景は経験した人しかわからない達成感があります。

特に私の場合初心者だったので余計感動があったのかもしれません。そして各現場で素敵な仲間にたくさん出会えたからこそ、リゾートバイトが充実したものになったと思います。

変な人もたまにいますが、経験上助けてくれる人が大半だと思うのでやってみたいと思っている方がいればまずは短い期間で是非挑戦してみてほしいと思います。