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リゾートバイトのベルってどんな仕事?仕事内容と体験談を紹介

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私は、2023年の2月~5月GWまで静岡県にあるエキシブ伊豆でベルスタッフとして働いています。

この記事では以下の内容をメインに体験談を使って紹介していきます。

  • ベルスタッフはどんな仕事か?
  • 女性でも働けるか?
  • 仕事はきついのか?

ベルスタッフの仕事内容とは?

私のベルとしての業務は下記の通りです

  • 宿泊客や来客のお出迎え
  • チェックイン時に宿泊客のお荷物をお部屋まで運ぶ
  • チェックアウト時には、宿泊者のお荷物を玄関まで運ぶ
  • ラウンジのメンテナンス(フリードリンクの補充や片付け)
  • お部屋でお食事されたお客様の食器回収
  • その他雑務(タクシーや宅急便手配、お客様のお呼びだし)

「ベル」として独立したポジションがあるものの、忙しい場合はフロントスタッフもベル同様にお荷物を運んだりします。

極論、お客様のチェックイン時、チェックアウト時にお客様のお荷物を運ぶ係です。

ベルスタッフ1日のスケジュール

シフトによって、開始時刻も終了時刻も違いますが、早番と遅番込みのスケジュールを紹介します。

7:30―8:00(早番の場合)

ラウンジのオープン

勤務は、7:30スタート。寮とホテルは徒歩5分以内なので、朝6時半に起きれば女性なら十分にスキンケアやお化粧時間は作れます。出勤して、すぐに宿泊のお客様に提供するコーヒーやジュースなどの準備、その日の朝刊を出したりします。30分ぐらいで終わらすことが目安ですが、大きなホテルですので春休みの週末ともなれば宿泊人数は400人を超えますので、相当の量の飲み物を準備しないとあっという間になくなってしまいます。なので、てきぱきと動かないと時間もあっという間になくなってしまいます。

8:00-11:30

チェックアウトのお客様対応

チェックアウトの手続きをするのは、フロントさんの役目ですが、ベルのお仕事は、「少しでもお客様が立ってまっている時間を減らすための対応」です。お客様が来られたら、清算希望なのか、チェックアウト希望なのか、その他施設利用(例:テニス)なのかをお伺いして、フロントに連絡。長くお待たせすることになりそうだったら、ロビーの椅子に座ってまってもたったり、ラウンジで優雅にコーヒーを飲んでもらいながら待ってもらうこともあります。もちろん、その際には、ラウンジにいますということもフロントスタッフに伝えます。
チェックアウトの対応は、それだけではありません。お荷物の多いお客様がいる場合には、お部屋までお荷物を取りにいくこともベルの仕事です。

シフトや状況によって休憩時間は異なります

休憩

一番遅いお客様で、12時にチェックアウトします。ほとんどのお客様がチェックアウトしたら休憩時間に入ります。私は、基本的に食堂で食べます。大分、コロナは収まってきましたが、コロナ対策として「黙食」が推奨されていますので、ほとんど雑談はなく、テレビを見ながら食べる方がほとんどです。

早番の時は12時頃に食べて午後のチェックインに備えますが、13時開始の遅番の場合は、チェックインの状況に応じて休憩に入ります・

13:00-20:00

※早番の日は途中で定時となりあがります。チェックインのお客様のお出迎え

おそくても13時までには、宿泊者の情報やルームナンバーが分かりますので、その情報肌身離さず業務を行います。自家用車やタクシー、ホテルの送迎シャトルバスでお客様が来ましたら、まずは一礼。そして、お客様のお名前を確認して、必要に応じてお荷物を預かり、お荷物をお客様のお部屋に運びます。もちろん、お客様はチェックインの手続きがありますので、インカムでフロントさんに来られたお客様のお名前などを伝えます。同時進行で、お客様がくつろぐラウンジへの目配りも大切です。足りなくなったコーヒー豆やジュースなどの補充。使用済みのグラスやカップは食洗器にかけて洗います。
夜になってきますと、お部屋でお夕食を召し上がったお客様の食器を回収する作業もあります。食器なので、割れやすく重たいので慎重に運びます。

21:00※遅番の場合

ラウンジ締め作業

朝に出したコーヒーやジュースを今度はお片付けをします。ゆっくりくつろぎたいお客様もいるのはわかりつつ、(仕事が終わらず帰れなくなりますので)ここは少し心を鬼にして丁寧にお客様にクローズの案内をして21:00過ぎには自分しかいない状況にします。作業に入る前に照明を落として暗くして、食器やコーヒーマシーンなどの洗浄に入ります。ラウンジのテーブルを拭いたり、その日の朝刊を回収したりするとあっという間に一時間ぐらいかかります。

ベルの仕事はきつい?

ベルはお客様の重たい荷物を運ぶので、決して楽な仕事ではありません。

ですが、覚えることは少ない点は楽だと感じました。

私が過去にレストランスタッフをしていた時に、お酒が飲めない、興味のない人間だったので、苦手なお酒の名前や入れ方などを覚えることが精神的に負担でした。

その分、ベルの仕事はホテルの館内地図が頭の中にあればいいですし、お荷物はカートに乗せて、上の階に行くにはエレベーターを使うので、無理に苦手なことを無理に覚えなくていいということが救いでした。

更にお荷物運びは良い運動になったのか、最初の1カ月で約2㎏以上も体重が落ちましたので良い運動と思って働いています。(おそらくベルの仕事を選んだのは、だらけた生活を直したかったからだと思います)

ベルは女性が働いても問題はない?

ベルの仕事は「お荷物運び」がメインなのは確かです。ですが、女性も活躍できる仕事だと思います。

まず、お客様が持てないほどの重たいお荷物はほとんどありません。

かつ、カートやエレベーターを使いますので、ホテルの玄関からお部屋まで自分の力で運ぶ必要はありません。

急いで運ぶことは求められず、ゆっくりでも丁寧に運ぶことが求められていますので、レストラン業務と異なり、急がず焦らず自分のペースで運べます。

忙しい時は、フロントスタッフさんもお荷物運びを手伝ってくださります。重くて大変な時は、優しいお掃除の男性スタッフさんが、手助けしてくださることがよくあります。

誰がみても、女性には運べそうに重そうなお荷物は、男性スタッフが運んでくださりますので、出来る範囲で運べるお荷物を運びます。

更にベルの仕事はお荷物運びだけでなく、ラウンジのドリンク補充や食器洗いなどもありますので、何が出来るのかを理解していれば女性が働くことに何も問題ないと思います。

エキシブ伊豆の寮

令和に建ったほぼ新築で、当然ながらキレイです。

個人的には、パソコンを使うテーブルがないのが残念です。

ホテルの個室にあるような冷蔵庫をテーブルの代わりにしてパソコン作業をしています。

ガスコンロと冷蔵庫が各部屋に配置されているので、自炊ができるのがエクシブの良い所です。

おまけに、ケトルも準備されているのでインスタント食品なども簡単に作れます。

エクシブ伊豆の食事

数々のリゾートバイトを経験しましたが、エキシブ伊豆の従業員用食堂で出される食事が一番健康的だと思います。

何故なら、お弁当ではなく、毎日栄養管理がきっちりされているメニューで、注文してから作ってもらえるからです。

このご飯とベルの活動的な仕事でダイエット成功したのかもしれません。

ベルの稼げる額

エクシブに働き始めたのは3月と、春休みと旅行支援期間中であり、かなりの繁忙期でした。

日によっては、1日3時間越えの残業もありましたし、3月はお休みは7日。残業も多かったのでかなり残業代もつきました。ただ4月に入ってからは春休みも旅行支援も終わり、チェック数も減ってきました。

4月に入っては、お休みは10日ほどいただいており、残業をすることもなくなりましたので、3月ほど稼げてはいません。やはり、時給で働いている以上、給料の上下が大きいのは厳しいものがあります。

ベルスタッフの魅力とは?

このご時世、マスクをつけていても旅を楽しむお客様の笑顔を直にみることができるのがベルスタッフの魅力だと思います。

お荷物をお届け(チェックイン時)や取りに来た(チェックイン時)に「ありがとうございます」と直接言っていただけますと、すべてがネット上でのやりとりになりがちなこのご時世、やりがいがあります。

どんな時代になっても、やはり対面での会話が大事であることをリゾートバイトを通じて実感しました。