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グランピング施設で働いたリゾートバイト体験談|仕事内容やグランピングの魅力を紹介

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私は8月のお盆の時期の間、リゾートバイトで千葉県にある「BUB RESORT Chosei Village」というグランピング施設で働いてきました。

仕事内容、稼げる額、実際の写真と体験談を紹介しているので、ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです。

グランピングとは?

そもそもグランピングとは何なのかを簡単にお話しします。グランピングは開放感あふれる自然の中で様々なアクティビティやBBQ、テント泊を楽しめるアウトドア施設で一見キャンプと同じように感じますが、キャンプとの大きな違いは「必要なものが全て揃っている」ことです。

キャンプを想像すると、テントを張ったり近くのトイレや水道、温泉施設を探したり料理したり寝床を作ったりと、全てを自分たちで行わなければいけません。また夏は暑く冬は寒いので、自分たちで対策をするしかありません。しかしグランピングであれば、テントは最初からセットされており、シャワーや水道、トイレやエアコンなども完備していて料理もベッドも準備されています。つまりは手ぶらでキャンプを楽しめるのです。

グランピングというネーミングが、グラマラス(優雅な)とキャンピングを組み合わせた造語であるのにも頷けますね。そのため、準備過程まで楽しむことができ不便さも味わいたい方はキャンプ、準備の時間を割かずに出来上がった環境で快適に優雅な体験をしたい方はグランピングが向いていると言えます。

今回私がグランピングの仕事を選んだ理由は、私自身がアウトドアな人間でグランピング自体に興味があったことと、今回お世話になったBUB RESORT Chosei Villageの「グランピングに来る家族の子供たちと様々なアクティビティーをしながら元気に遊んで下さい」という仕事内容に目が惹かれたからです。

今まで飲食店や旅館でバイト経験のあった私は、堅苦しい空気の中でやる仕事に嫌気が差していたので、変な気を張らずに楽しみながらお金を稼げる仕事はないかと日々考えていました。そのためお金を稼ぎながらアウトドアをしている気持ちも味わえ、さらには好きな子供と遊びながら仕事ができると記載されていたこの求人に迷うことなく応募しました。

BUB RESORT Chosei Villageの仕事内容

テント内や周りの仕事

テント内の仕事では、お客さんが宿泊するテントの中にあるベッドのシーツ交換、虫退治、清掃、物が壊れていないかの確認や忘れ物の確認、ゴミの片付けを行いました。私が働いていた時期は真夏で、クーラーをつけながら行わないと熱中症になってしまうほど中は暑かったです。またテント近くには蜘蛛の巣がたくさんあり、ホウキで取ったりしていました。

ウェルカムドリンク準備

チェックインの時間になると、お客さんが続々と施設に来るのでウェルカムドリンクを用意しました。子供にはオレンジジュースかアップルジュース、お酒の飲める方にはスパークリングワインを提供しました。また花のループで首飾りも作り、お客さんの首にかけたりもしました。

アクティビティー準備、進行

テント内の仕事が終わり、ウェルカムドリンクや首飾りの提供などお客さん対応が終わると次はアクティビティーの準備に取り掛かりました。私が働いていた時期は夏だったので、夏にふさわしいアクティビティーが多数用意されていました。BUB RESORT Chosei Villageは廃校した学校の敷地をグランピング施設にしているため、ほとんどのアクティビティーを施設内で行えるほどの広さがありました。

プール

プールの仕事はビニールプールの組み立て、道具の準備、子供の監視、水鉄砲で子供に水をかけたりするのが主な仕事でした。ビニールプールは簡易的なものだったので簡単に組み立てられました。道具は水鉄砲とゴムボールをたくさん準備しました。この準備した水鉄砲とゴムボールは子供たちだけでなく私たちスタッフも所持し、プールで遊ぶ子供に水をかけたりボールを当てることも仕事でした。また中にはプール内で暴れたり滑り台の下でまだ子供がいるタイミングで滑ろうとする子供もいたのでしっかり注意することも大事な仕事の1つでした。

スイカ割り

スイカ割りの仕事は準備と進行、声かけ、補助でした。スイカは練習用のビーチバレーボールと本物を、叩く棒も練習用の柔らかい素材のものと硬い鉄の棒を準備しました。目隠し用のアイマスクと施設に生えている芝が汚れないためのシートも準備しました。

スイカ割りが始まると、目隠しする子供にスイカの位置を声で的確に伝える必要があるのですが、これが思っていた以上に難しく子供に分かりやすい指示をスタッフで試行錯誤しました。

練習では軽い素材を使うため補助は入りませんでしたが、本番では硬い鉄の棒を持つため声がけするスタッフと棒を支えて補助するスタッフに分かれました。子供たちの安全が最優先なので、しっかりとサポートした上で子供たちが楽しめる空気を作り出すのも重要な仕事でした。

図工

図工の仕事は主に材料の補充でしたが、ボンドの他にグルーガンも用意していたので使用する際はお客さんに使い方の説明と注意点をしっかり伝えました。そのほかうまくできた子供を褒めてあげるのも楽しんでいただくための大事な仕事でした。

ボルダリング

ボルダリングでは安全ロープを子供にしっかり巻きつけ、落ちた時に補助できる位置にいるのが仕事でした。安全ロープが簡易的であったことと、登るのが難しい子供を下から支える必要があったため、下で補助することも重要な仕事でした。

⑤宝探し

宝探しでは、宝箱のお宝補充、宝の地図と双眼鏡を配ったり、宝探しに苦戦している家族にヒントを与えたりするのが仕事でした。宝探しは廃校含む敷地全体を使った大規模なものだったので、レベルとしてはかなり高かったように感じます。

中には子供だけで回っている家族もいたので、スタッフがしっかりサポートすることも求められました。

⑥屋台

屋台では景品の準備や射的の準備、ハッピを着てお客さんの対応が仕事でした。盛り上げることは勿論でしたが、この仕事はお金が絡んでいたのでしっかりと管理する必要がありました。

⑦花火

花火では、花火道具やバケツの準備、手持ち花火を配ったり打ち上げ花火の設置、花火の着火、ゴミの処理が仕事でした。

火を使うので、子供が花火を持つ際や打ち上げ花火を行う際は注意を払う必要がありました。

⑧屋外映画

屋外映画の仕事は、外で映画を見れるようにセットすることでした。軽トラックに資材を積んで所定の位置に運びました。夜は何も見えず、ケーブルもうまく差せなかったので軽トラックのライトをうまく使ったりもしました。

⑨虫取り

虫取りは夜の敷地外の森で行ったため、特に注意が必要な仕事でした。出発前に懐中電灯を配ったり虫かご・虫網を配りました。また虫除けスプレーを貸し出したりもしました。敷地外の森が車通りも少なく一度迷ったら危険な場所であったため、出発する際は必ず全員で固まって行動するように伝えました。スタッフも先頭と最後尾につくようにしました。

また、ターゲットだったカブトムシやクワガタがいない日もあったため、明るい時間帯に空いているスタッフが森へ行き、昆虫ゼリーを木に塗ったりあらかじめ用意していたカブトムシをさりげなく木にくっつけたりして、子供が発見できるように促したりしていました。昆虫ゼリーを塗った日もカブトムシがいたのでとても嬉しかったです。

夕飯(BBQ)の準備、片付け

夕飯の準備では、BBQの機械をセットしたり食材を運んだりしました。BBQの機械は壊れているものや部品のないものがあり、直したり部品を探して装着したりするのが大変でした。天気の悪い日は屋根付きのスペースへ案内もしました。夕飯時スタッフはできるだけお客さんの近くにいるようにして、追加のオーダーを受けてすぐにドリンクを持って行けるようにしていました。片付けでは、ゴミの回収やBBQの機械の洗浄などを行いました。

BUB RESORT Chosei Villageでの1日のスケジュール

9:00 起床
10:00 業務開始
10:00~14:00 テント内・周辺清掃、ウェルカムドリンクなど
14:30~21:00 アクティビティー
21:00 業務終了
24:00 就寝

BUB RESORT Chosei Villageでの1日のスケジュールです。朝は10時出勤と遅めのスタートだったため起床時間は9時ごろでした。朝はテント内の仕事やウェルカムドリンクの在庫チェック、首飾りの作成を行いました。

休憩は午前中の30分と午後の30分といったように分かれていたので、チェックイン対応が終わった後に午前の休憩がありお昼を食べました。午後からは最初にプールが始まるため、プールの設営を行いました。

アクティビティーはスケジュール表の通りに行ったので、1つ前のアクティビティーが残り5分くらいになったタイミングで空いているスタッフが次のアクティビティーの準備に取り掛かりました。

最後のアクティビティーが虫取りで、それが終わって道具の片付けが終わればその日の仕事は終了でした。タイムカードは特になかったので、自分で何時に終わったのかを把握して派遣会社から貰った勤務時間表に記載しました。

BUB RESORT Chosei Villageでのリゾートバイトはきつい?

BUB RESORT Chosei Villageでの仕事内容は上記に記載の通りだったので、一見楽しいだけの仕事にも見えますが、キツいこともいくつかありました。

なんと言ってもグランピングの仕事中は常に体を動かしているということです。接客が主な仕事とは違い、グランピング施設の仕事は常に体を動かしていると言っても過言ではないくらいに動いていました。アクティビティーの進行中は勿論、夕飯の準備やお客さんの案内、重い道具の運搬や清掃など様々な業務があるため座って何かを行うことはほとんどありませんでした。そのため体力に自信がなかった当時の私は疲労がかなり溜まっていました。またこのようにやることも非常に多かったので体だけでなく頭も疲れました。

しかし、子供がとにかく可愛くて家族からもありがとうと感謝を言われ、アウトドアな経験もたくさんできたので、いい経験ができたと同時にやりがいを感じることができました。

BUB RESORT Chosei Villageの寮

寮は物置小屋の中を改装して4人部屋にしたものでした。そのため、虫がでたりボロボロの所があったりしました。トイレやシャワー、テレビもなくトイレやシャワーはお客さんと同じものを使用しました。4人全員知らない人でしたが、すぐに仲良くなったのでテレビがなくても問題はなかったです。

しかし、1番の問題は暑さ対策でした。寮にはエアコンがなく扇風機が1台だけあったのですが、これだけでは暑すぎて寝られなかったのでお客さん用に外に出していた扇風機を、2台抱えて寮に運びました。

BUB RESORT Chosei Villageの食事

BUB RESORT Chosei Villageでは食事は出なかったので、最寄駅から徒歩で来ていた私は近くのコンビニで買うしかありませんでした。しかし、昼間であれば蕎麦屋さんが近くにあったので、寮のメンバーと行ったりもしました。

ですが昼食は、基本的には前日の夜に買いに行ったやつを食べるか、午前の休憩中に買いに行っていました。優しい職場だったのでピッタリ30分というよりはご飯を食べ終えるまで休憩できました。

また、職場の方に頑張ったお礼にステーキをご馳走になりました。

BUB RESORT Chosei Villageの稼げる額

BUB RESORT Chosei Villageで稼げる額は、10~11万円でした。というのも私がリゾートバイトに行った期間が10日間のお盆シーズンだけだったのでこれくらいの額を稼ぎました。

時給は1000円で直接雇用で働いていました。

ちなみに10日間休みが1日もなかったため、体には疲労がかなり蓄積されてはいましたがその分稼ぐことはできました。

さいごに

今回お世話になったBUB RESORT Chosei Villageのリゾートバイトでしたが、体をたくさん使っていろんな仕事を任されていたので大変な部分も結構ありましたが、子供たちと遊んだりアクティビティーを自分たちで作り上げたりと、今までやってこなかった体験をたくさんやらせて頂きとてもレアな経験ができました。