僕がスキー場のリフトスタッフとして2か月間、白馬八方尾根スキー場でリゾートバイトをした体験談を紹介します。
スキー場のリフトスタッフは普段のアルバイトではやる機会がないお仕事なので、これから始める方には参考になると思いますので、よかったら読んでみて下さいね。
- リフトスタッフの仕事内容
- 1ヵ月でどのくらい稼げるか
- 楽しい事、つらい事
- リフトスタッフの仕事の選び方
スキー場リフトスタッフの仕事内容

ゲレンデは大きく分けると6つの職種に分類されます。
- 「リフトスタッフ」
- 「リフト券販売」
- 「レンタル係」
- 「インフォメーション」
- 「パトロール」
- 「ゲレンデレストラン」
今回私が行った仕事は「リフトスタッフ」です。
リフトスタッフの主な仕事は、リフト乗り場はお客さんが混み合いやすいので、それを円滑に回すお仕事です。リフトスタッフにも乗り場と降り場の2種類の業務があり、乗り場・降り場とも2人ペアでのお仕事です。
リフト乗り場では「この線まで来てください!」と案内して笑顔で送り出します。もう1人は休憩。一方で降り場は意外とリフトから降りるのが難しいお客様が多く、もしもの時のためにリフトを止める係とゲレンデ内にスムーズに流れるように案内する係に別れます。
この時、乗り場の送り出す係と、降り場の案内する係は外なので寒いです。しかし、乗り場の休憩スタッフと、降り場のリフトを止めるスタッフは、リフトのすぐ横にある仮設の建築物の中で滞在することができます。仮設の建築物にはストーブがあるのであたたかいです。ペアにもよりますが、私は中と外の業務を1時間交代で行っていました。
休憩スタッフは、二人でペアの仕事ですので、時給は発生しています! 乗り場の方は特にすることはありません。
スキー場リフトスタッフの1日のスケジュールは?

僕が働いた白馬八方尾根スキー場は8時から17時まで営業しているスキー場でした。
そして、私の勤務時間は7:30~17:30までの間で、昼食休憩と休憩が1時間づつあり8時間働いていました。
白馬八方尾根スキー場はナイター設備がない為、残業がないので、定時に退社して、仲間たちとワイワイ部屋で遊ぶことができましたよ。
- 6:30~ 起床・朝食・準備
- 7:30~ 出勤・朝礼・オープン前準備
- 8:00~ 順次リフトオープン
- 17:00~ リフトの運行中止、後片付け、報告
- 17:30 業務終了
残業をしたい、稼ぎたい!という方は、ナイターの設備があるスキー場を選ぶといいでしょう。
派遣会社に聞くと、ナイター営業があるかを教えてもらえるので気になる方は聞いてみて下さいね。
白馬八方尾根スキー場の食事について
広々とした開放的な「The 食堂」という感じの従業員食堂がありました。ここでは休日も含めて3食無料で食べることができ、メニューも様々でした。基本的にはメイン料理とご飯・味噌汁と小鉢といった感じで、ご飯はセルフサービスで自分で好きなぶんだけよそうことができました。
食堂には、(多分前日の余ったご飯)おにぎりが準備されていて、そのおにぎりは自由に持っていいといる感じになっていました。食堂は宿泊施設にあるため昼食を取るにはゲレンデから下に降りないといけません。私含め、それをめんどくさがるスタッフは、朝ご飯の時におにぎりを持ってゲレンデないのレストランでおにぎりを食べたり、軽食として持って行ったりしていました。
白馬八方尾根スキー場の寮について
僕が働いた白馬八方尾根スキー場の寮についてお話しします。
寮は現場から歩いてすぐの場所にあり、建物の外観も比較的綺麗です。リゾートバイトなので、もちろん寮費や光熱費は無料でした。
<部屋>
部屋は私は4人部屋でしたが、おそらく2~4人の相部屋になっています。相部屋となると、個人スペースがなく不安に思う方もいるかもしれませんが、ベットにはカーテンレールがついているので、カーテンを閉めれば1人のスペースを確保することができます。
また寮には1人ずつのロッカールームがあります。スタッフは無料でスキーやスノボを楽しむことができるため、マイボードやウェアを持ってきた人でもしっかり収納できます。
<Wifi環境>
寮にはWi-Fi環境がととのっていたので、快適に生活することができました。
<風呂場>
お風呂場は、大浴場になっていて、ゆったり冷えた体を癒すことができ、身体を流すところも5カ所あるので、複数人で入ることができました。
<衛生面>
寮には管理人さんが駐在していて、お風呂場や洗面所、共有スペースなどを清掃してくださっています。そのため、気持ちよく過ごすことができました。
他の大学生と相部屋で語り合った思い出
印象に残っている思い出は、週に3~4日ほどのペースで、ルームメイトとお酒を飲みながら語り合ったことです。お酒を飲みながら次の日の晩酌のお酒代金をかけてトランプをしたりしました。
みんな大学生だったので学校生活や、交際相手の話をしたりしてもりあがったのもいい思い出です。結果的にはみんなで起こしあって遅刻することはありませんでしたが、「明日起きれるかなー」と冗談を言いながら眠りにつく瞬間も鮮明に覚えています。
とにかく最高の仲間ができて本当に濃い時間を過ごせたことがなりより印象に残っています。
スキー場リフトスタッフの稼げる額
僕はグッドマンサービスを利用し、時給は1050円でした。他の職場は950~1100円程度なので、平均的だと思います。
そして、1ヵ月に稼いだ額は17万円、2カ月目は18万円と、大学生の僕が2カ月の間で合計35万円稼ぐのはすごく大きな収入でした。(いつもやってるバイトは月4万円…)
しかも、寮費や光熱費、食費が無料なので、ほとんどを貯金することができます。実際に僕は28万円貯金することができました。友達と観光に行って少し使ってしまいましたが(笑)
スキー場リフトスタッフの良かった点
レストランや他のリゾートバイトもしておりましたが、私はスキー場のリフトスタッフが一番楽しく、疲れにくく感じました。
ゲレンデなのに便利
ゲレンデといえば山間部にあって、かなり不便なところにあるイメージでした。
しかし、実際は、徒歩10分圏内にコンビニやスパー、飲食店がたちならび、15分ほど歩けば銀行や郵便局もありました。
当初のイメージとはかけ離れて、寒いと言う点を除けば、本当に便利で過ごしやく、快適な生活を送ることができました。
スキー場はスタッフの人間関係が良好
スキー場は毎年参加しているスタッフや、大学生が本当にたくさん働いている現場なので、年齢層も比較的若く楽しい環境で仕事をすることができました。
そして、皆さん短期のリゾートバイトなので、上下関係があまりなく、先輩後輩という関係があまりないので、リラックスして働けます。
短期バイトをまとめてくれているスタッフさんも気さくな方で、分からないことがあれば、なんでも丁寧に教えてくださいます。
リフトスタッフの仕事は覚えやすい
ゲレンデでの業務はリフト券の販売や、貸し出し、リフトスタッフなど比較的に覚えやすく誰にでもできる業務がほとんどです。
特にリフトスタッフは覚えることもほとんどないので、笑顔でお客様に接することができる方なら最高なのがスキー場リフトのアルバイトです!
スキー場リフトスタッフの悪かった点
私の周りの環境は、「人間関係よし」、「立地環境よし」だったのですが、悪天候の日はさすがに大変でした。
気温が低い、大雪などは気にならないのですが、風が強い日は寒さで顔が痛い時がありました。
寒いの強い日は空気が乾燥して顔が痛いですが、私は防寒着も準備してあるのでそこまで寒さは気になりませんでした。
現在はコロナ下なので、マスクをつけて仕事をすることができ、寒さをある程度防ぐことができます。
スキー場のリフトスタッフはリゾートバイト派遣会社のサイトで簡単に見つかる
スキー場のリフトスタッフを探すのは、スキー場のHPから求人募集や、タウンワークやindeedで探すのはおすすめできません。
リゾートバイト専門の派遣会社を使えば、
- 時給が高く働く事ができる
- 困ったときに派遣会社からサポートがある
など、メリットがたくさんあります。
実際に、直接雇用で働いていた人は時給が950円だったのに対し、私は派遣会社グッドマンサービス経由で働いたので、時給が1050円でした。
リフトスタッフの求人はこちらから簡単に探すことができます
期間や条件などを見て自分に合った求人を選択しましょう。
まとめ|リフトスタッフは簡単な仕事なので未経験者におすすめ
スキー場のリフトスタッフは簡単で未経験の人にでもおすすめできる職種です。
リフトスタッフ経験者はないので、新人は皆未経験者です。経験者の新人が仕事ができて、先輩の実が狭くなる重いなんてのはありません。
寒さも不安に思われますが、防寒着をしっかり着れば問題ありません。
仕事に難しい業務は一切なく、人間関係も良好、Wi-Fi完備、出勤日・休暇日にかかわらず1日3食つき、貯金もしやすく寮環境も衛生的、本当に文句の付け所がないくらい素晴らしい職場でした。
リフトスタッフは働いている方の年齢層も低く、余計な緊張感がないのも働きやすいポイントです。