リゾートバイト体験談 PR

リゾートバイトのナイトフロントはきつい?楽すぎた体験談と仕事内容を解説

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

リゾートバイトの全職種のなかで、一番楽な職種とも言えるのがナイトフロントのお仕事です。

私は今までのリゾートバイトで、スキー場のリフトのスタッフや、ホテルの料飲スタッフなど様々なリゾバを経験しましたが、圧倒的にナイトフロントの仕事は業務量も少なく、覚えることも少ないです。

そのため、リゾートバイト初心者の方にも大変おすすめです。

私が、ナイトフロントの仕事をやってみようと思った理由は、ナイトフロントは楽そうだなというイメージが強かったからです。(笑)

私がナイトフロントを始めた時期は大学4年生の時で、すでに就活を終えていた為、何か楽に稼げるアルバイトがないか探していたらナイトフロントにたどり着きました。

就職で上京する際の資金集めと、資格の勉強もしたい私にとってはぴったりの職種でした

ですので、私のような就活を終えた大学生などには天職です。

他にも、長期休みの大学生や転職のための資金集めや資格勉強をしたい社会人にとっても、転職先が見つかるまでの間の仕事として非常におすすめです。

実際、私の勤務先にもそのような境遇の方が数人いました。

以下、ナイトフロントの仕事内容、スケジュール、特徴などについて説明していきたいと思います。仕事内容は、私が群馬の草津温泉で勤務していたホテルについて書きますが、大まかな流れはどこのホテルも同じです。

今回は、現役のナイトフロントスタッフにお話をお伺いしました!

ナイトフロントの仕事内容

ナイトフロントの業務は1人でホテルのフロントをするわけなので、業務は多岐にわたります。

それぞれを詳しく説明していきます。

  • チェックイン対応
  • 次の日の予約確認、その他雑務
  • 館内一部消灯
  • 館内巡回
  • フロント対応
  • 大浴槽清掃
  • 館内消灯、館内点灯
  • 玄関掃除、アルコール消毒、新聞の取り付け
  • 売店準備、アメニティの補充
  • 現金確認、フロントの引継ぎ

チェックイン対応

基本、ナイトフロントのシフトはP M7:00〜10:00の間に出勤することが多いです。

私がいたところは、PM9:00の出勤でした。温泉街のホテルでしたので、この時間からチェックインするお客さんはそこまで多くなく、時期にもよりますが週に一件あるかないかでした。

ですので、ナイトフロントがチェックイン対応をすることは、そこまで多くないと思います。業務内容自体もそこまで難しくありません。

来てくださったお客さんに、記入するもの等を書いてもらい、館内説明をし、鍵を渡し、朝食券を渡して終わりといった感じです。

おそらくどこのホテルもこのような感じだと思います。慣れてくると3分程度で終わるような内容です。

次の日の予約確認、その他雑務

私が勤務していたホテルでは、PM9:00〜PM11:00の間にチェックイン対応と並行して、次の日の予約確認表の紙を折って整理したり、スタンプカード作成、シュレッダーや売上確認等を行ったりしていました。

平均するとこれらの雑務等は45分から1時間ほどで終わってしまいます。これらの業務も名前の通りで難しい業務ではなく、一日で覚えることができるような内容です。

数字が間違っていると面倒なことになるのでそこは気をつけて作業していました。これらの業務を行なっている最中にお客様がフロントに来たら随時対応するといった感じです。

館内一部消灯

PM10:00になったら、館内のゲームコーナー等の遊戯施設の消灯をします。時間ギリギリでもお客様が遊ばれていたら、臨機応変に対応しちょうどいいタイミングで遊戯を終えるように促します。

館内巡回

PM11:00になったら館内を巡回し、客室の廊下に何かトラブルがないか、非常灯の電気が切れていないか、レストランの電気は消えているか、水漏れがないか等を確認します。大体10分から15分くらいで館内を一周します。至る所に電気のスイッチがあるので、どこが何のスイッチかを覚えるのは少し苦労しました。

フロント対応

PM9:00〜PM12:00の間はフロントにお客様が来たり、内線がかかってくるので、部屋のトラブル、館内のトラブル等に対応します。

施設が古いと故障が多かったりするので、そのあたりは少し大変です。しかし、何もない日の方が多いです。

パターンも様々ですので、毎回新しいことだらけです。ここは一緒のシフトに入っているベテラン社員に聞いて色々なパターンを覚えていくしかないです。そこまで大変な業務はないです。

大浴場清掃

私がいたホテルではPM12:00になったら大浴場の男湯と女湯を入れ替える作業をします。

清掃といっても、浴場内の清掃は昼の時間に清掃担当の人たちが行うので、ここでは、洗面台周りが汚れていないかの点検と、お湯の温度を測るのと、脱衣所の床の掃除、化粧品の入れ替え、ゴミ替えを行います。

慣れてくると20分くらいで終わります。終わったらもう一人のナイトフロントの方と交代し、もう一方の浴場の清掃を行います。この時間帯に新聞の回収も行います。この業務もそこまで大変ではないです。

館内消灯

PM12:00に館内のほとんどの電気を消します。電気がついているのは、大浴場前、エレベーター前、客室の廊下くらいです。滅多にありませんが、深夜にチェックインされるお客様もいるので、その場合は、まだ電気は点けておきます。

そして、AM4:00に館内の電気を点けます。

玄関清掃・アルコール消毒・新聞の取り付け

PM4:00に玄関の清掃と、感染症対策のためテーブルや自販機のボタン等お客様の手が触れる部分のアルコール消毒をします。AM4:30頃に新聞が届いて、専用の道具に取り付けます。

外のゴミ拾い

外が明るくなってきたら、外のゴミ拾いをします。

売店準備、アメニティ補充

朝のフロント担当の人が来る前に売店の電気をつけたり、売店の前に置く商品を移動させたりします。アメニティの補充もここで行います。

現金確認、フロント引き継ぎ

AM7:00前に現金の確認をし、日中のフロントに引き継ぎをして、ナイトフロントの業務は終了です。稀にAM7:00より前にチェックアウトされるお客様がいらっしゃるので、その際はチェックアウトの対応をしますが、ほとんどありません。

ナイトフロントの1日のスケジュール

ここで私が働いた職場の1日のタイムスケジュールをご紹介します。

PM9:00 引き継ぎ、チェックイン対応、次の日の予約確認、雑務等
PM10:00 館内一部消灯
PM11:00 館内巡回
PM12:00 大浴場清掃、館内消灯
AM4:00 館内点灯、玄関清掃、アルコール消毒
AM5:30 外のゴミ拾い
AM6:30 売店準備、アメニティ補充
AM7:00 現金確認、引き継ぎ

私が働いていたホテルでは、ナイトフロントはAM2:00〜AM4:00が仮眠時間でした。

仮眠時間といっても、この時間にお客様から内線があったりすると対応しなければいけません。そのようなことが起こることはほぼありませんが。

何もすことがない時間帯も多いですが、裏で座っているしかありません。(笑)

私はお客様がほとんど来ないAM1:00〜AM4:00の間に読書をしたり、大学の課題をこなしたり、資格勉強をしていました。

仮眠時間を除いて、毎回固定の8時間勤務でした。また、AM7:00きっかりに日中のフロントと交代するので、残業もありませんでした。

リゾートバイトの深夜時給は時給が1.25倍になります。

時間はPM10:00~AM5:00の間は深夜時給です。

私が働いた職場は時給1200円だったため、深夜時給は1500円でした。

労基法37④は、「使用者が、午後10時から午前5時までの間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の2割5分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。」と規定しています。

参考:確かめよう労働条件(厚生労働省)

ナイトフロントはきつい?デメリットは?

昼夜逆転してしまう

やはり、ナイトフロントなので昼夜逆転してしまいます。

PM7:00には起床し、ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、身支度をしたりします。

AM7:00に退勤した後も、ご飯を食べて、ダラダラしたり、動画を見たりで毎日PM1:00までには就寝するようにしています。

一般的な生活リズムを12時間ずらしたと考えてもらえれば分かりやすいです。

私は普段から昼夜逆転には慣れているので、そこまできついとは感じませんでした。むしろピッタリでした。

ですが、ずっとこの生活を続けるのはきついかもしれません。三ヶ月や半年ほどだったらどうってことないと思います。

友達と時間が合わないので遊べない

せっかく出会いが多いリゾートバイトで友達ができたとしても、生活の時間帯が違うので遊ぶといったことはあまり頻繁にはできません。

私は少し頑張って、退勤してそのまま起き続け遊んだりしていました。全く遊べないかと言われたらそうではありません。

私が働いていたホテルでは、ナイトフロントの担当が3人しかいなかったので、ナイトフロント同士で遊ぶといったことはほとんどありませんでした。

まあそもそも若い人が自分しかいなかったのもありますが。(笑)

遊ぶとしてもどちらかが頑張って起きているしかないですね。結局は自分次第です!

観光に行けない

これも上で記載している通り、ほとんど観光することはできないですが、退勤した後の休みの日等に頑張って起き続けていたら観光することは可能ですが頻繁にはできないです。これも自分次第です!

ナイトフロントは深夜手当で稼げる!僕は月に約23万円稼げた!

先ほども記載した通り、私の場合、PM10:00〜AM2:00とAM4:00〜AM5:00の間は深夜時給ですので、仮に時給1200円だとした場合、1日あたり11100円稼ぐことができます。

私が働いていたホテルでは、月に9日の休みがあったので、1ヶ月を30日とすると233100円稼ぐことができます。昼夜逆転が苦でない方にはおすすめな仕事ですね。

普通にアルバイトをしてこの金額を稼ぐことは相当難しいと思います。ですので、まとまったお金が欲しいけどきつい仕事はしたくないという人には本当に向いていると思います。

ナイトフロントは暇なのか?

ぶっちゃけとても暇です。(笑)

仕事内容や私のスケジュールをみて分かる通り、仕事量も少なくどれも短時間で終わる簡単な仕事ばかりです。私はリゾートバイトだと他にも、料飲スタッフやスキー場のリフト係をやったことがありますが、ナイトフロントが一番暇な仕事だと思っています。

リゾートバイト以外のアルバイトもコンビニ夜勤や飲食店や居酒屋、携帯販売スタッフなども経験したことがありますが、それらと比べても圧倒的に暇で楽な仕事です。

暇が苦痛な人もいらっしゃるかと思いますが、それこそ仮眠時間等に資格勉強などをしているとすぐに時間が過ぎるので、私は暇すぎて苦痛になったことはないです。

仕事も簡単であることから、リゾートバイト初心者にもおすすめの職種です。みなさんぜひ、ナイトフロントで働かれてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
沼田 優
奈良出身35歳/2025年7月静岡県初島/長崎→軽井沢→長野×2→軽井沢→新潟→香川×2→石川→福井→新潟→初島/大学生の頃から35歳のおっさんの年齢までリゾートバイトをしています/現在は大学再受験の為にリゾバで貯金