リゾートバイトをしていると、「お金の貸し借り」などの金銭トラブルが起こります。
とはいっても、5年間で2回巻き込まれたので、それほど多いことではありません。
金銭問題トラブルの体験談
極めつけは、長くそこで働く中居さんについて教えてもらっていて少し仲良くなったころに「お金を貸してくれないか?」と言われてとてもびっくりしました。先輩なので断りにくく結局1万円だけ渡しました。そのときはもう返ってこなくても仕方がない、と割り切っていました。
いつまで経っても返してくれず、最終日にやっと向こうから渡してくれてホッとしましたが、ちょっと後味が悪かったです。
あるスタッフが複数人にお金を借りて総額15万円を借りていることが発覚しました。
発覚したのは「〇〇にお金貸してるけど返ってこないんだよね」、「あー俺も貸してる」「いくら貸したの?」みたいに話が広がっていき、貸した人が全員で共有スペースに集まってどうやって取り戻すかを相談しました。
そして、貸した人たちがが総務課とマネージャーにこの事を告げました。借りてた人は給料日に返すという事を書かされ、無事給料日に皆に返金しました。そのあと彼は、すぐに退職になりました。
今回の体験談は、すべて最終的に貸したお金が返ってきてますが、ほとんど返す気がない人ばかりです。
催促したら「もう少し待ってくれ」と言ったり、「私はこんなにも困ってるのに一体なんなの!?」など怒る人が多数。
しかし、催促しないと返ってこないので、貸してしまった人は早めに催促して返してもらいましょう。職場から突然消えてからはもう遅いです。
複数人にお金を借りて逃げる人もいたので注意が必要です。
貸してしまうと、「催促する勇気」「返ってこないという不安」「返ってこなかったときの苛立ち」この3つの問題がのしかかります。
好意で貸しているのに、自分にはデメリットしかないという理不尽な結果になります。
法的問題
お金が返ってこない場合は、債権(借金)回収をしないといけなくなります。
回収できる条件は
- 契約書を交わしている←普通しない
- 相手の個人情報がわかる←わからない
- 返済能力がある←ない
ということで、法的に取り返すことは難しいです。
どんな人がお金を借りようとする?
- 30代以上
- ギャンブル依存症
- 夜のお店によく行く
以上が、お金を借りる人の特徴です。
その人がどのようなお金の使い方をしているかが大事です。
ギャンブル好きや水商売が好きな人には絶対に貸してはいけません。
金銭トラブルを防ぐ方法
- 貸さない
- 借りない
- 渡す額を少額にする
普通に考えて、短期間しか一緒に生活しない人とお金を貸し借りはおかしいです。まず、家族や友人に借りるのが先だと思います。それを飛ばしてリゾバで出会った仲間にお金を借りるのは訳ありなんでしょう。
私も、実際に「お金を貸して欲しい」とお願いされた事があります。その時は、私が学生で相手が30歳だったので貸してしまいました。どうしても、年上の頭を下げられると貸してしまいます。
その時、私は「お金は帰ってこない」と思い、1000円だけ貸すことにして、「必要になったら他の人から借りて下さい。」と言って大金を渡すことはありませんでした。
嘘を言って断るのも大事
「家族が病気」や「借金がある」ということを言えば、大抵は諦めてくれます。家族が病気の可能性は普通にありますし、奨学金などで借金している人もたくさんいます。
- 断り方1:「貸してげたいんだけど、最低限のお金以外全部親の仕送りで厳しんだよね。ちょっと病気で…」
- 断り方2:「申し訳ないけど、お金の貸し借りはしないようにしてるんだ…申し訳ない…」
- NGな断り方:「契約書持ってきたらいいよ」「貸したくない!」
怒らせる断り方は絶対にしないで下さい。
向こうは年下や後輩に頭を下げるという事をしているのですから、それに相当する利益を求めています。
断り方を間違うと、物を奪われたり攻撃の対象になりやすくなるという事を意識していた方がいいです。
さいごに|お金の貸し借りに関わらないように
リゾートバイトでは地方からやってきたスタッフばかりです。
借りようとする人は、家族・友人借りられない理由があるのでしょう。
断る勇気を持って、お金は貸さないようにしましょう。